2011年5月16日 ゲームとお酒を愉しむUrventは5月21日(土)に原宿で開催です!


みなさんこんにちは。
ラミィキューブのスタンドにタイルを乗せるのが下手で、1ゲームに2回は雪崩をおこしているスゴ六です。

さて、5月21日(土)には、世界のボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人の為のゲームイベント、Urvent(アーベント)を開催いたします! 詳細は下記の通りです。

■日時
2011/05/21(土曜日)
16:00〜21:00 (何時に来てもOK!)

▼場所
北参道バール ジパング http://www.zipangu.info/
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
TEL: 03-3470-2560

最寄り駅
副都心線 北参道駅より徒歩約1分
JR原宿駅より徒歩約8分
JR代々木駅より徒歩約8分
総武線千駄ヶ谷駅より徒歩8分

■形式
ドリンク・ランチはキャッシュオンでお願いいたします
(500円×2枚のドリンクチケットを差し上げます)。

■会費
3,000円
※ドリンクチケット500円分×2枚付き
※女性はサイコロ振って出た目×100円引

■お問い合わせ・ご参加お申し込み
ご参加申し込み
Facebook http://www.facebook.com/?ref=logo#!/event.php?eid=196269640414854
ケータイサイト http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=urvent
mixiコミュニティ http://c.mixi.jp/urvent

■注意事項
他のお客様のご迷惑となる行為はご遠慮ください。
ゲーム持ち込みはトラブルの元となりますのでご遠慮ください。

時々以下のようなご質問をいただきます。

「一人で参加しても大丈夫ですか?」
「ルールがよくわからないのですが・・・・・・。」

これらは、Urventスタッフがすべてサポートいたしますので、まったくご心配には及びません。ボードゲームビギナーでもお一人でも、お気軽に遊びに来てください。

もちろん、友達やパートナーとご一緒にご参加いただくのも大歓迎です!

清々しい5月の夕べを、お酒と会話とボードゲームで彩りましょう。
みなさんのご参加を心よりお待ち申し上げております!


スゴ六

2011年2月25日 新大陸プロデュース!!! 日本初CM連動型ARG 2月18日より絶賛展開中!


みなさんこんにちは。
『7Wonders』のフェイズ3では、情報過多でいつもあっぷあっぷのスゴ六です。


さて、これまで『RYOMA the secret story』
 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』ARGなど、
数々のARG(代替現実ゲーム)を手掛けてきた新大陸がみなさんに放つ最新作は、、、

現在進行中のあの大手キャンペーンARG!

大都市でバラ撒かれた大胆不敵な挑戦状。
探偵見習いに届けられる数々の謎。
黒装束に身を包んだ美しすぎる謎の組織とは!?。
あの男に瓜二つの情報屋のつぶやき。
おせっかいなカフェオーナーと店員の応援。
次々に放たれる難問、迫りくるデッドリミット。

探偵見習いは奪われたものを取り返すことができるのか!?

物語はクライマックスに向け、ますます加速中。
探偵見習いを助けるのは、他のだれでもなくあなたです!
日本全国の仲間と共に、幾多の試練に挑んでください。
物語に飛び込むのは簡単、今すぐここをクリック!


2010年12月10日 「Christmas & New Year GIFT展」にてボードゲームを出展します!


みなさんこんにちは。
もしアマゾンへ行ったら、川の水流で『ピラニアペドロ』の石をキレイに洗おうと画策しているカゲゾウです。


さて、12月9日(木)〜26日(日)までGALLERY HIPPOにて、「Christmas & New Year GIFT展」が開催されます。


 
オフィス新大陸では毎年恒例となっている、GALLERY HIPPOでのボードゲームの展示イベント。
昨年までは「世界のボードゲーム・アート展 〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜」と題して
世界のボードゲームを出展し、大好評をいただいておりました。
今年はなんと! 装いを新たに「Christmas & New Year GIFT展」として、
クリスマスギフトやお年玉にも嬉しいボードゲーム、6タイトルを展示・販売いたします!!

6タイトルの発表の前に、「Christmas & New Year GIFT展」についてご紹介します。
「Christmas & New Year GIFT展」では、
アートフラワー・キャンドル・来年の干支うさぎのオリジナル作品など、
クリスマスやお正月のプレゼントに最適なギフトが展示・販売されます。

素敵な冬のギフトの数々がところせましと並んでおり、とても心が温まります
ぜひとも実際に足を運んでご覧になってください!
 

それでは、お待ちかね! 
オフィス新大陸が出展するボードゲーム、注目の6タイトルを発表します!

チョコラトル
 
アステカの神様をめぐり、カカオを捧げたり神殿を建設したりしながら、勝利点を集めるゲームです。
ルールもわかりやすく、サクサクと遊べます!

スルタン
 
スルタンの宮殿で、宝石を集めるためにお金カードで駆け引きするゲーム。
キラキラした宝石がなんともキレイです!

サマルカンド
 
部族と結婚して勢力を広げ、交易品を入手しながら、影響力を獲得していくゲームです。
舞台はアラビア半島を中心とした中東の砂漠。交易品の種類が豊富です!

君主論
 
舞台はルネッサンス期のイタリア。都市を建設して勢力を拡げ、名声を獲得していくゲームです。
建物を集めるための「競り」の駆け引きに、プレイヤーの思惑が入り混じって面白い!

ゾフ・イン・ズー
 
動物の絵柄が可愛らしい、食物連鎖をテーマにしたカードゲームです。
2人1組のチーム戦が盛り上がる! 家族でも楽しめるゲームです!

カジノホットドック
 
犬のギャンブラーになってリッチな犬小屋を目指すレースゲームです。
子供から大人まで大盛り上がり間違いなし!

家族でお子さんと一緒に楽しいクリスマスを過ごすもよし。
新年にコタツの上にボードを広げてみんなで囲むもよし。

この冬にピッタリな選りすぐりのボードゲームをお楽しみください!

詳細はこちらから↓
「Christmas & New Year GIFT展」
●場所 GALLERY HIPPO
●日時 12月9日(木)〜26日(日) <月曜日は定休日>
      11:00 〜 19:00  (日曜日は 17:00まで)





小さなカバの看板が目印です。ぜひとも足を運んでください!
スタッフ一同、今年もみなさんのお越しを、心よりお待ちしております。



2010年9月25日 特報! 『カタンの開拓者』・世界統一バージョンの発売決定!!


みなさんこんにちは。
『三戒』をプレイする時、とりあえず歌いながらアーティファクトを動かしてみるも、 大抵、ノーカルマで終わってしまうスゴ六です!


9月24日(金)、六本木ヒルズにて、株式会社ジーピーの
『カタンの開拓者』製作発表会が開催されました。

会場では、同社の米川和秀社長から、製品の紹介や発売計画の発表があり、



他にも、製造元のコスモス社のマネージャーであるアンドレア・アーラーズ氏の代理のバート・ウィンデリックス氏(駐日ベルギー・ルクセンブルク商工会議所長)、日本カタン協会会長の佐藤英一氏がゲストとして出席。
 
さらに、中国のFunbox社、韓国のKorea Board Games社、台湾のSwan社からも祝賀メッセージが届くなど、ジーピー版カタンに対する国内外の期待の大きさが感じられました。

1995年の発表以来、国や時期によって様々なデザインのカタンが生まれてきましたが、
現在コスモス社は、世界各国でカタンの統一モデル化を進めていて、米川社長によれば、「今回のリデザインが最終形になる」とのこと。

ジーピーでは、日本での独占販売権を取得して、世界統一モデルに合わせながら、ルールブックやカード、ボックスを完全日本語化したカタンを展開。
今年から2011年にかけて、拡張版を含めた全13タイトルのリリースが予定されています。
もちろん、そのすべてが日本語版!

さらに! ジーピーでは世界統一モデルとは別に、日本だけの、ジーピーだけの、
オリジナル・カタンも発売!
その名も、『カタン 携帯キャリーケース版』!
価格は、なんと税込2100円の安さ!
発売日は、クリスマスに十分間に合う、11月25日です!

我々取材班は、もちろんこのモックをいじり倒してきましたが、
ボックスは、「いろいろな場所へ持ち運んで、行った先の人たちと一緒に遊んでほしい」
というコンセプトの下、おしゃれで、持ち運びやすいキャリーケース型に。

また、「スタンダード版と遜色ないプレイアビリティを味わってほしい」との意向で、
カードはスタンダード版と同サイズ。ヘックスタイルは若干小さいながらも、
扱うのに十分な大きさが保たれています。
   

コンパクトながら、しっかりとした作りで、早く実物でプレイしたくなりました!
これでこの価格は、正直、安い!
オフィス新大陸では、バージョン違いやデザイン違いはもちろん、同バージョンのカタンでも各自が複数ダブりで持っていたりして、合わせて数十個のカタンを所有していますが、
それでもこれは新たに買いたくなる、いや買ってしまう出来栄えでした。


会見では今後のリリース予定も発表され、年内に『カタン・ダイスゲーム版』を、来年の2月1日にスタンダード版を、来年の前半までに『航海者版』(海カタン)を、
それ以外のタイトルは夏以降に順次発売される予定です。発売予定は以下の通り。
・携帯キャリーケース版 2010年11月25日
・ダイスゲーム版     2010年年内予定。
・スタンダード版      2010年2月1日予定
・航海者版         2011年前半予定
・商人と蛮族版      2011年夏以降順次。他同
・スタンダード版・5−6人用拡張版
・航海者版・5−6人用拡張版
・都市と騎士版・5−6人用拡張版
・商人と蛮族版・5−6人用拡張版
・携帯ゲーム版
・フルセット・ダイスゲーム版
・カードゲーム版
   

ジーピーでは、これらのカタン日本語版シリーズの発売だけでなく、
「遊ぶ機会や遊ぶ人を増やす」ために、様々な趣向も企画しているとのこと。
中でも注目したいのが、上海・ソウル・台北・東京と東アジアをまたにかけて行なわれる各国対抗リーグ戦・アジア・インターナショナルオープンや、高田馬場で月に1度開催される『カタン道場(ティーチング・プレイ大会)』の構想!
アジア・インターナショナルオープンでは、季節ごとに各国の主要都市で対抗戦を行ない、参加者が格安で各国を旅してカタンの腕を競ったり、東京ではクリスマスのハイシーズン
に対抗戦を開催するなどなど、ワクワクするような展開を構想中とか。

記者発表の後、ヒゲがこっそり米川社長に、ぶっちゃけ質問をぶつけてみました。
ヒゲ「これまで日本では大手メーカーやカタン・ラブな人たちが、根付かせようとがんばってきましたが、ジーピー版カタンではどんな戦略を?」
米川社長「我々はトイメーカーではなく、ゲームメーカーです。ゲームをよく知り、愛しています。そして、カタンは世界最高のゲーム。多くの商材の中の1つとしてカタンを扱うのではなく、夢は大きく、『人生ゲーム』のように日本に定着するよう、しっかり腰を据えて、大事に長く続けていきたい」。

かつて、『ラミーキューブ』や『スクラブル』、『ピクショナリー』など不朽の名作を
日本に紹介し、多くのゲームファンを楽しませてくれた米川社長とジーピーが贈る、
新しいカタン・シリーズ!
期待せずにはいられない♪

(米川社長! 11月20日実施予定のUrventで、“5日早い”お披露目体験会はいかがですか? よろしければ先行発売も!)

『カタンの開拓者』携帯キャリーケース版
価格: 2100円(税込)
発売日: 11月25日
発売元: 株式会社ジーピー

詳しい情報は、株式会社ジーピーのHPで!
http://www.gp-inc.jp


スゴ六

2010年9月8日 JGC2010にたくさんのご参加ありがとうございます!


みなさんこんにちは。
『もっとホイップを』のプレイ後には、ついついケーキを買って食べてしまうクマッソです。


9月3〜5日に、アナログゲームの年に一度のお祭りJGC2010が開催されました。
会場はおなじみ新横浜プリンスホテル。

オフィス新大陸も、例年と同じく4日と5日に『ボードゲームキングダム』ブースを出展。
いつものように、ボードゲームのフリープレイと販売を行ないました。

みなさんご存じのように、JGCは日本最大級の宿泊型アナログゲーム・イベント!
数年前まではTRPGやTCGが主流でしたが、年々ボードゲーム専門のブースやお客さんが増えて、
今年はかなりの割合で、「ボードゲームを目当てに」というお客さんがいらっしゃいました♪

   

オフィス新大陸は、JGCではまだボードゲームがまったく見られなかった最初期から
出展しているので、ここ数年のボードゲームの盛り上がりに古株のスタッフは感無量!
今年は渡辺マイスケ、奥田ロマンスという若手コンビも加わりましたが、
フレッシュマンたちは想像以上の楽しさと賑わいにドギモを抜かれていたようでした(笑)。

今年の出展ゲームは、世界中のゲームファンが今最も注目している
『ハンザ・テウトニカ』『フレスコ』『チョコラトル』といったじっくり遊べる系から、
『カジノ・ホットドック』『もっとホイップを』、『イモムシイモムシ』などの
簡単に盛り上がれるパーティーゲーム、すでに絶版になってしまった『ワイルドウエスト』
今では入手が難しい『クイックサンド』などなど、実に約30種類!

フリープレイ卓は常に満卓で、たくさんのお客さんの笑顔や歓声でいっぱいでした!
みなさん、本当に楽しく遊んでくれてありがとうございます!

もちろん、今年もブース内イベント『JGC2010 スタンプ王決定戦』を開催!
フリープレイの「参加スタンプ」「勝利スタンプ」、販売の「購入スタンプ」を競ったこのイベントは、
100人以上の参加でデットヒート! みなさんのおかげで大盛況でした!

熾烈な争いを制して今年の王座を射止めたのは南山さん!
2位ここねさん3位つかさやさんという、毎年ウチのブースを楽しんでくれる
常連さんがトップ3をゲット!
   
↑販売ブースでは
沢山のゲームを紹介しました!
 

↑“スタンプ王決定戦”入賞の猛者達。
賞品のボードゲームをゲット!


それとは好対照に、参加者の中には「JGCは今年が初めて」という方や、
「ボードゲーム自体を遊ぶのが初めて」の方もいたり、
さらに女性ゲームファンや子どもも多く、例年に増してたくさんの方に遊んでいただきました。
ちなみに、参加最小年齢は4歳!

ボードゲームを購入してくださった方は、友達やサークルでジャンジャン遊んでください!
それではみなさん、来年のJGCや、オフィス新大陸のボードゲーム・イベントで
またお会いしましょう!


さてさて話は変わって、JGCの興奮も冷めやらぬままに、
来たる9月18日(土)にはUrventが開催されます!

「JGCに参加したけどまだまだ遊び足りない!」という方や、
「JGCに参加してないけど、ボードゲームを遊んでみたい!」という方は、
ぜひ9月18日(土)のUrvent に遊びに来てください。

JGCで大好評だったゲームたちはもちろん、
いつものようにUrventならではのゲームもそろえてお待ちしております!

ボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人のゲームイベントUrvent


■日時
2010/9/18 (土曜日)
16:00〜21:00 (何時に来てもOK!)

▼場所
JAPANESE BAR ジパング
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
http://www.zipangu.info/
TEL: 03-3470-2560

最寄り駅
・副都心線 北参道駅より徒歩約1分
・JR原宿駅より徒歩約8分
・JR代々木駅より徒歩約8分
・総武線千駄ヶ谷駅より徒歩8分

■お問い合わせ・ご参加お申し込み
・ご参加申し込み:http://urvent.com/atnd/
・Twitter:http://twitter.com/#search?q=%23urvent
・mail:info@urvent.com
・ケータイサイト:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=urvent
・mixiコミュニティ:http://c.mixi.jp/urvent

みなさん一緒にボードゲームで盛り上がりましょ〜!

クマッソ

2010年9月1日 夏の新横浜を熱くするボードゲームイベント JGC2010開催!
みなさんこんにちは。
『チャオチャオ』の吊橋には進行方向を示す矢印があることに、
結構長いあいだ気がつかなかったスゴ六です!


さあ、みなさん、今年もあの季節がやってまいりました!
そう、日本最大級のアナログゲームの祭典、
『Japan Game Convention 2010』が、
新横浜プリンスホテルにて2010年9月3日(金)〜9月5日(日)で行なわれます。

JGC公式ウェブサイト

JGC公式ウェブサイト
http://www.arclight.co.jp/jgc



もちろんオフィス新大陸は今年も【ボードゲームキングダム】としてブース出展します!
おっと、一つだけ気をつけてください。当ブースはJGC2日目の、
9月4日(土) 午前9時からオープンですよ。

販売コーナーでは、過去最多となる30近いタイトルをご用意しました!
当オフィスのスタッフ達が選び抜いた、面白いゲームばかりです!

がっちりみっちり遊べるゲーマーズゲームから、
誰もが一瞬で盛り上がるパーティーゲームまで、
例年以上に充実多彩なラインナップ。



ブースに遊びに来てもらえれば、
必ずやお気に入りのゲームを見つけられることでしょう!

そして毎年のお楽しみ、恒例のブース内イベントですが、今年は……
『JGC2010 スタンプ王決定戦』を開催します!

ゲームをプレイしても、ゲームに勝っても、ゲームを買っても、
スタンプをGETできちゃいます!
そして、最終日までに最も多くのスタンプを集めた方には……
毎年恒例! 素敵な賞品を今年もプレゼント!
気楽にゲームを遊んで、ぜひスタンプ王を目指してください!
もちろん、参加は無料!

さあさあ、暑かった夏ももうすぐ終わり。
この夏の最後の打ち上げ花火として、
新大陸がお届けするボードゲームで思いっきり愉しんでくださいっ!!!

スタッフ一同、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

スゴ六


【お知らせ】
先日、サーバー障害により、一部のサイトを経由して当サイトにアクセスすると、
警告が表示されるケースがありました。
しかし、当サイトにはまったく問題はございません。安心してご利用ください。
2010年7月9日 ボードゲーム生放送に登場したゲームの通販はじめました!

みなさんこんにちは。
先日の日曜洋画劇場『センター・オブ・ジ・アース』を見た影響で、
『地底旅行』をがっつりプレイしたくてたまらないクマッソです。


梅雨明けはまだ先になりそうですね。
雨のために外出がためらわれる休日にこそ、ボードゲームを存分に遊ぶチャンスです!

さて、去る7月2日に放送された
ボードゲーム番組『寝ずゲー〜寝ずにボードゲームをやる会。』
は、みなさん楽しんでいただけましたか?!

番組では、私たちが自信をもってオススメできる名作や
家族みんなで盛り上がること間違いなしのファミリーゲーム、
今年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作品『Dixit』の魅力、
アレックス・ランドルフの絶版名作などなど、
5時間たっぷりの生放送でお贈りました!

番組放送中にTwitterで応援や質問、つっこみをつぶやいてくれたみなさん、
ありがとうございます!
オフィス新大陸のアドレス宛にもたくさんの励ましやお問い合わせが届いており、
スタッフ一同、嬉しい限りです。

見逃がしてしまった方は、この生番組の放送局
インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」
にメールや要望を送ってください。
再放送や新たなボードゲーム番組の展開があるかもしれませんよ?

いやー、それにしても本番は緊張しますね。
『The ゲームナイト』でカメラ慣れしているはずの我らがスゴ六も、
相変わらず緊張しどおしだったようです。
おかげで、実力の半分も出し切れませんでした

えー、それはともかくとして、大変お待たせしました。
番組内で紹介したゲームを通販リストに追加しました!

【追加タイトル】
『力持ちブルーノ』
『カジノホットドッグ』
『ジャングルの秘宝』
『ワイルドウェスト』
力持ちブルーノ  カジノ・ホットドッグ  ジャングルの秘宝  ワイルドウエスト
『力持ちブルーノ』と『カジノホットドッグ』、『ジャングルの秘宝』の
3タイトルは発売元のHABAらしく
見ているだけで楽しくなるコンポーネント満載のパーティゲームです。
小さなお子さん向けと思って侮るなかれ。
大人だけのプレイでも熱くなれます!!

『ワイルドウェスト』は、カード主体の経営ゲーム。
戦略性だけでなく、他のプレイヤーとのダイス勝負も魅力です。
この『ワイルドウェスト』は絶版タイトルの貴重品です。

今回は在庫が少なめですので、
気になるタイトルがあれば、お早めにご注文ください。

「気になるゲームはあるけど、実際にプレイしてから購入したい」
とお考えの方は、ぜひ7月24日(土)開催のUrventにご参加ください。

番組で紹介したゲームの他にもたくさんの海外ボードゲームを用意します。
ボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人の為のゲームイベント、Urvent
詳細は以下の通りです。


■日時
 2010/07/24 (土曜日)
 16:00〜21:00 (何時に来てもOK!)

▼場所
 JAPANESE BAR ジパング
 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
 http://www.zipangu.info/
 TEL: 03-3470-2560

 最寄り駅
 ・副都心線 北参道駅より徒歩約1分
 ・JR原宿駅より徒歩約8分
 ・JR代々木駅より徒歩約8分
 ・総武線千駄ヶ谷駅より徒歩8分

■形式
 ドリンク・ランチはキャッシュオンでお願いいたします 。
 (500円ラ2枚のドリンクチケットを差し上げます)。

■会費
 2,500円
 ※ドリンクチケット500円分ラ2枚付き
 ※短時間ご参加の方はご相談ください

■お問い合わせ・ご参加お申し込み
 ・ご参加申し込み:http://urvent.com/atnd/
 ・Twitter:http://twitter.com/#search?q=%23urvent
 ・mail:info@urvent.com
 ・ケータイサイト:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=urvent
 ・mixiコミュニティ:http://c.mixi.jp/urvent


■注意事項
他のお客様のご迷惑となる行為はご遠慮ください。
ゲーム持ち込みはトラブルの元となりますのでご遠慮ください。

時々次のようなご質問をいただきます。

「一人で参加しても大丈夫ですか?」
「ルールがよくわからないのですが・・・・・・」

これらは、Urventスタッフがすべてサポートいたしますので、まったくご心配には及びません。
ボードゲームビギナーでもお一人でも、お気軽に遊びに来てください。

もちろん、友達やパートナーとご一緒にご参加いただくのも大歓迎です!

みなさんのご参加を心よりお待ち申し上げております。

クマッソ
2010年6月28日 またまたボードゲーム生放送やります! 今度はなんと5時間!!

みなさん、こんにちは。
『カタン』は少なくとも百戦以上しているのに、
いまだに「開拓コスト表」が手元にないとトレード時に不安なスゴ六です。


サッカーW杯のおかげで連日眠れない夜を過ごしている方も多いと思いますが、
7月2日は、オフィス新大陸がみなさんを眠らせません!

7月2日(金)24:00〜
ボードゲーム番組
『寝ずゲー〜寝ずにボードゲームをやる会。』を生放送!

そうです。
またまたインターネットTV「あっ!とおどろく放送局」で、
ボードゲームの生放送をやっちゃいます!

以前にも、同局で3時間ひたすらボードゲームを遊び続けるという生放送を
しましたが、今度はなんと5時間! 深夜24時から朝5時まで、
ぶっ通しボードゲームを遊びまくります!

視聴はもちろん、無料!

プレイヤーは、オフィス新大陸の面々はもちろん、
BS日テレ『Theゲームナイト』を一緒に制作したオフィスぼくらのみなさん、
大人のボードゲームパーティーUrventの仲間たちなど、
「三度のメシの次にゲームが好き!」というフリークばかり!

各プレイヤーがイチ推しのこだわりゲームから、今年のドイツ年間ゲーム大賞関連ゲーム、
スゴ六は『スコットランドヤード』で『Theゲームナイト』♯5惨敗
の個人的なリベンジを狙うなどなど、
多彩なゲームを持ち寄って、思う存分遊ぶつもりです!

なんでも、プレイ中は「あっ!と驚く放送局」のとりうみさんがナイスな実況中継を
してくれるとかくれないとか? OA中にゲームの通販をするとかしないとか?
オフィス新大陸が現在制作中の最新ゲーム情報や、国際ボードゲームフェアSPIEL
激レア話が飛び出すとか飛び出さないとかッ!?

   

とにかく、他では観られない、ボードゲームファン必見の番組になるでしょう!!
みんな観てね!

番組の視聴方法・詳細はコチラ↓
放送局:インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」
番組名:【特別番組】『寝ずゲー〜寝ずにボードゲームをやる会。』
放送日時:2010年7月2日(金)24時〜翌朝4時55分(約5時間の生放送)






視聴方法:「あっ!とおどろく放送局」内視聴ページ
視聴はもちろん、無料!


◆メール受付中です!
「あっ!と驚く放送局」で、この番組へのご意見や
プレイヤーへの戦略指南のメールを受付中です。
ってことは、生放送中に視聴者からのメールをご紹介するってこと?
ウチもまだ段取りを聞かされてないんですが、そんなこともあるかもです(笑)。
OA前なら「こんなゲームを遊んでほしい!」とか、
OA中ならスコランでリベンジに燃える怪盗スゴ六への激励メールとか、
視聴者のみなさんからのメールを大募集!
宛先はコチラ → sp@odoroku.tv

たくさんのメールをお待ちしてます!

スゴ六
2010年5月14日 ゲームとお酒を愉しむUrventは5月22日(土)に原宿で開催です!



みなさんこんにちは、『アグリコラ』でも、『ストーンエイジ』でも、つい必要以上に子作りに励みそうになるスゴ六です。

さて、5月22日(土)には、ボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人の為のゲームイベント、Urventを開催いたします! 詳細は下記の通りです。

■日時
 2010/05/22 (土曜日)
 16:00〜21:00 (何時に来てもOK!)

▼場所
 JAPANESE BAR ジパング
 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
 http://www.zipangu.info/
 TEL: 03-3470-2560

 最寄り駅
 ・副都心線 北参道駅より徒歩約1分
 ・JR原宿駅より徒歩約8分
 ・JR代々木駅より徒歩約8分
 ・総武線千駄ヶ谷駅より徒歩8分

■形式
 ドリンク・ランチはキャッシュオンでお願いいたします 。
 (500円ラ2枚のドリンクチケットを差し上げます)。

■会費
 2,500円
 ※ドリンクチケット500円分ラ2枚付き
 ※短時間ご参加の方はご相談ください

■お問い合わせ・ご参加お申し込み
 ・ご参加申し込み:http://atnd.org/events/4373
 ・Twitter:http://twitter.com/#search?q=%23urvent
 ・mail:info@urvent.com
 ・ケータイサイト:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=urvent
 ・mixiコミュニティ:http://c.mixi.jp/urvent


■注意事項
 他のお客様のご迷惑となる行為はご遠慮ください。
 ゲーム持ち込みはトラブルの元となりますのでご遠慮ください。

 時々以下のようなご質問をいただきます。

 「一人で参加しても大丈夫ですか?」
 「ルールがよくわからないのですが・・・・・・」

 これらは、Urventスタッフがすべてサポートいたしますので、まったくご心配には及びません。
 ボードゲームビギナーでもお一人でも、お気軽に遊びに来てください。

 もちろん、友達やパートナーとご一緒にご参加いただくのも大歓迎です!

 清々しい5月の夕べを、お酒と会話とボードゲームで彩りましょう。
 みなさんのご参加を心よりお待ち申し上げております。

スゴ六
2010年3月9日 ゲームとお酒を愉しむUrventは3月13日(土)に原宿で開催です!


みなさんこんにちは、『トバゴ』ではつい護符集めに熱を上げすぎて、お宝の山分けにあずかれず負けてしまうスゴ六です。

さて、今週末の3月13日(土)には、ボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人の為のゲームイベント、Urventを開催いたします!
詳細は下記の通りです。

■日時・開催地
  2010年03月13日 (土曜日)
  16:00〜21:00 (何時に来店されてもOK!)
▼住所
JAPANESE BAR ジパング
  東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
  http://www.zipangu.info/
▼TEL: 03-3470-2560
▼最寄り駅
  ・副都心線 北参道駅より徒歩約1分
  ・JR原宿駅より徒歩約8分
  ・JR代々木駅より徒歩約8分
  ・総武線千駄ヶ谷駅より徒歩8分
■形式
  ドリンク・ランチはキャッシュオン。
  軽食フリー(無くなったらごめんなさい!)
■会費
  2,500円
  ※ドリンクチケット500円分×2枚付き
  ※短時間ご参加の方はご相談ください
■お問い合わせ・ご参加お申し込み
  ご参加申し込み
   http://atnd.org/events/2999
  mail(ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください)
   info@urvent.com
  ケータイサイト
   http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=urvent
  mixiコミュニティ
   http://c.mixi.jp/urvent


今回はホワイトデーということで、先着7名の女性にケーキをプレゼントいたします!
ケーキはUrventスタッフが大絶賛している巣鴨のお店のものです。

ケーキの方は個数限定ですが、ゲームの方はたくさんご用意してお待ちしております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

スゴ六
2009年12月10日 ハバ、シュピールの最新作を大放出 第3回ボードゲーム・アート展開催!!

みなさんこんにちは、『ハリガリ』で白熱しすぎ、ベルで負傷したことがあるスゴ六です。


さて、もうすぐクリスマス。すでにオフィス新大陸の冬の恒例行事となった感のある、あのイベントを今年も開催します!!!

「第3回 世界のボードゲーム・アート展」
〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜

会期:12月17日(木)〜12月26日(土)※12月21(月)定休日
場所:渋谷区神宮前GALLERY HIPPO

 
この企画展は、アートの観点から海外ボードゲームの文化性や、
芸術性、素晴らしさを日本のみなさんに紹介するものです。
毎年、東京近郊の方はもちろん、
遠くは関西方面のゲームファンの方まで足を運んでいただき、
みなさんいつも本当にありがとうございます。




さて、今年の展示作品といいますと・・・・・・。



 

例年、家族連れの来訪者の方から
「小さな子どもと遊べるゲームはありませんか?」
とのご要望をいただきます。
そこで今年は子ども向けゲームのラインナップを大幅に充実。
ドイツにおいて子どもゲームの老舗中の老舗、
HABA(ハバ)のゲームを中心に展示・販売をします!







 
もちろんこれだけではありません! コアなボードゲームファンの方のために、ドイツはエッセンで開催されたSPIEL´09(シュピール)にて、新大陸がGETしてきた100点以上の最新作の中から、選りすぐったタイトルも展示します!(こちらは、参考出品です。販売にはもう少しお時間をください)









 
詳細はこちらから↓
「第3回 世界のボードゲーム・アート展」
〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜

●場所 GALLERY HIPPO
●日時 12月17日(木)〜12月26日(土)
      11:00 〜 19:00(日曜日は 17:00まで)
      ※12月21(月)定休日





スタッフ一同、今年もみなさんのお越しを、心よりお待ちしております。

スゴ六
2009年11月18日 セミナー「ARG入門」のご案内


みなさん、こんにちは。
クマッソです。


来たる11月22日(日)に、オフィス新大陸・代表のヒゲこと坂本犬之介が、
ARG(代替現実ゲーム)について講演します!

舞台は、IGDA日本 代替現実ゲーム部会の主催によるセミナー、
第1回研究会「ARG入門:体験型エンタテインメントの現在と未来」
です。

このセミナーは、主に日本のデジタルゲームの開発者を
対象としたものですが、ARGや体験型ゲームに興味のある方なら、
誰でも聴講が可能です。

我々オフィス新大陸が昨年から企画と制作をし、
今年の春から公開しているARG『RYOMA:the Secret Story』
について、企画の実態や制作のノウハウをヒゲが語ります!
乞うご期待!
   


詳しくは主催者からの告知↓をご参照ください。
==========================================================
<詳細ページ>
http://www.igda.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=175

<概要>
■名称 :IGDA日本SIG-ARG(代替現実ゲーム) 第1回研究会
       「ARG入門:体験型エンタテインメントの現在と未来」
■日時 :2009年11月22日(日)13:00-18:00(受付時間12:30-)
■場所 :文京学院大学 本郷キャンパス B館8Fウィングホール
■主催 :国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
      SIG-ARGとは ?

協力 : 文京学院大学コンテンツ多言語知財化センター
■参加費:研究会のみ 1,500円(e+にて、入場券チケットをご購入ください)
       研究会および懇親会の両方に参加 5,000円(e+にて、全席自由チケットをご購入ください)
■対象者:ARG に興味のある方ならどなたでも。
■定員 :定員120名

----------------------------------------------------------------
IGDA「International Game Developlers Association(国際ゲーム開発者協会)」については、IGDAの公式サイトをご覧ください。
==========================================================

講演者はヒゲの他に、慶應義塾大学の武山政直教授、メディアファクトリーの三原飛雄馬氏。
さらに第2部では、様々なパネリストとディスカッションを行ないます。

当日は、ヒゲ以外のスタッフもいますので、
見かけたらお気軽に声をかけてくださいね♪

さて、話は変わって。
11月1日に開催されたUrventへ、今回もたくさんの方々にご参加いただき、
ありがとうございます!

今回の目玉はモチロン、SPIEL'09から持ち帰ったばかりの新作ゲームと、レポート動画!!
   

時間の関係で、披露できたのはごくごく一部だけでしたが、
みなさんに楽しんでいただき、スタッフ一同嬉しい限りです。

次回のUrventは、2010年1月に開催予定です。
参加者の募集が開始されたら、このサイトでも告知しますので、
友達や家族を誘ってみなさんで遊びに来てくださいね〜。

では、ヒゲのARG講演でお会いしましょう!


クマッソ
2009年10月25日 SPIEL'09 4日目(最終日)

今日でボードゲーム最大の祭典SPIEL'09も最終日。
とても全部を語り尽くすことはできないけど、できる限り現地の模様を
お伝えします!

●注目メーカーを直撃!
以前から、アメリカ系ゲームとドイツ系ゲームの橋渡し役としても注目されていたPegasus。かつてはTRPG系や、モロ、アメリカンなヘビーゲームの印象が強かったが、数年前からお手軽カードゲームや、TRPGをパロった『Munchkin』ゲームなども手がけるようになった。
窓口になってくれた女性は、日本語を学んだこともあって我々にとても好意的。重役とのアポもすぐに入れてくれて、『ボードゲームキングダム』『Theゲームナイト』にビックリ!
『Munchkin』のボードゲーム版や、『FRAG Gold-edition』といった、たくさんのおもしろそうなゲームを紹介してくれました!
 


続いてご紹介するのは、アメリカ・カリフォルニアから遠路、出展しているAEG。オフィス新大陸は、ルーンバウンド・シリーズを手がけたり、ファンタジー系の著作も多いことでもわかるように、TRPG風ボードゲームやファンタジー系も大好き! AEGはそんな我々の好みにピッタリのラインナップを出展していました!
古代遺跡や寺院での冒険を描いた『The Adventurers』や、『Tomb』シリーズの最新作『Tomb:Cryptmaster』など、すぐにでも遊びたいゲームを発見しました!
『Theゲームナイト』には、「ワオ、こんなスゴい番組、見たことねーよ」、「ベガスのポーカー番組みたいだな、おい!」とクリビツギョウテン (クマッソ注:スゴ六さん、ノリノリすぎですw)。



内覧会に『CHEESE』を出展していたTHETAには、スゴ六が個人的に気になっているゲームがあり、最終日にも再訪。インディーズ色がプンプンですが、野心がありそうでおもしろそうなおっちゃんと楽しく話し込んで、気になる『LETTER』を入手! で、あとから聞いたらそのおっちゃんが社長兼このゲームのデザイナーでした(笑)。



会期中、このブースの近くを通るたびに、「BUSサエワロ」と描かれたポスターが気になって気になってしょーがなかったGameheads。最終日にようやく、その謎が解けた!
なんのことはない。『BUSHIDO』がフォントの感じでそう見えただけ(笑)。
でもみなさん、読めませんか? 「BUSサエワロ」って。
このゲーム、舞台は日本の戦国時代で、武士も面子がテーマとのこと。Geisyaを送り込んでライバルを籠絡したり、Sadouを催しておもてなしをしたりと、ミョーなところに非常に凝った感じで、遊ぶのが楽しみです!
他にも、『TANIN』という拡張版もあるんだけど、欧文では「The Stranger」とあるので、おそらく“浪人”(英語の辞書にも載ってる)のことだと思うんだが……。



●LIVEゲームの波!
『RYOMA:the Secret Story』というARGを手がけている我々としては、ヨーロッパでのARG事情のリサーチも、今回の視察目的の1つ。
ボードゲーム界では、昔からLiveゲームやStorytelling、推理系というジャンルが確立されていて、『Once Apon A Time』のようなシンプルなものから、『221B Baker Street』なんて古典の名作まで、数々のタイトルが生み出されてきた。
それらをベースに、現在アメリカやイギリスで旋風を巻き起こしているARGのテイストを取り入れたボード(カード)ゲームも頭角を現わしてきている。我々の取材では2006年頃から、「DVDの映像(ドラマ)と、カードやボードをセットにしたゲーム」が、SPIEL会場に出展されるようになってきたし、現在ではさらに発展して、本家のARGの手法であるWEBサイトやリアルイベントと連動した作品、あるいはライブRPGから派生した作品なんかも出てきている模様。
今回もそうしたARG風ゲームを探してみたところ、やっぱりありました! 大手メーカーはまだ乗り出していないものの、大学生を中心にした同人サークルやインディーズブランドのブースでは、世界的なARGの潮流に敏感に反応して、こうした作品が出展されていました。
もちろん、その中から気になる数点をゲット!
   


●新たなボードゲーム番組を!
さて、連日お届けしてきたSPIEL’09レポートも、今回が最終回。
改めて感じたのは、「テレビ番組の影響はスゴい!」ということ。ゲームの本場のドイツやアメリカにも、ボードゲーム専門のテレビ番組はなく(ポーカーなどのギャンブル系番組はあるけど)、どのメーカーもデザイナーも、非常な興味と好意を示してくれました。
純粋に番組のおもしろさや、視聴者にわかりやすいルール、戦術解説のテクニックといった演出に感動してくれたのと同時に、一方では、ボードゲーム“後進国”と見られている日本で、どうしてこんな番組を作れるんだ!? という驚きを素直に出す人もいました。
どんな反応であれ、「『Theゲームナイト』のような番組をもっと見たい! もっと作ってくれ! そのための協力なら何でもするよ!」と言ってくれるメーカー、デザイナーがたくさんいたことは、オフィス新大陸にとって大きな励みとなりました。

Uwe Rosenbergは、「こんな番組を作ってくれて本当にありがとう」と言ってくれました。でも、感謝するのは我々のほう。彼にはこう返しました。
「あなたたちが素晴らしいゲームを作っているからこそ、我々はこのようなテレビ番組や書籍を作れたんだ」。

なんか、最後にカッチョ良く締めちゃいましたが(笑)、我々の偽らざる気持ちです。
もちろん、すでに我々は次の番組企画に向けて行動しています。来年のSPIELには、また新たな番組を携えて、恩返しに来たいと思います!

次なるボードゲーム番組を作れるように、日本でもっともっと海外ボードゲームを広めるための活動に、応援よろしくお願いします!


オフィス新大陸
2009年10月24日 SPIEL'09 3日目


SPIEL'09も土曜日に入り、来場者はますます増えて、その熱気と興奮に煽られているスゴ六です。

●ヨーロッパ一の最強チームは俺たちだぜ!
SPIELの開催に合わせて、会期中の会場内では各種ゲームの大会が開かれます。
ここでご紹介するのは、数種類のゲームをチーム戦で競い合う、Europe Masters

今回は11カ国から34チーム、136人の参加者が集いました!
競技種目は、『Chicago Express』、『Funkenschlag/Powergrid』、『Diamonds Club』、
『SmallWorld』の4ゲーム。
うーん、けっこう重いゲームも入っていて、どちらかというとヘビープレイヤー向けの大会。各チームとも、チームの名誉とゲーマのプライドを賭けて、意気込みがすさまじい!

この大会を主宰するのは、RONALD VAN LENTさん。
彼は営利目的ではなく、主旨に賛同するゲームメーカーの協力を得て、ボランティアでこの大会を運営している。

彼の目標はこの大会をワールドワイドに展開し、世界大会を開くこと。
スゴ六が、「日本が参加すると強いから1位になっちゃうよ」と冗談めかしたら、
「それはおもしろい! 日本でも大会をやって、各国のナショナルチャンピオン同士で戦おうよ!」と、超デッカイ提案をされた。
我々もがんばって、近い将来、実現したいなあ。
    


●R.クニツィア先生と会談!
テレビの収録だって、緊張したことなかったこのスゴ六が(嘘)、久々に緊張しました。

毎年多数の新作を発表し続けて、昨年は『Keltis』で念願のドイツ年間ゲーム大賞を初受賞したデザイナーReiner Knizia氏との会談!

物腰はやわらかく、どんな質問にも真剣に耳を傾けてくれるジェントルマン。
インタビューの映像はどこかで披露する機会を作るとして、最後に
「ゲームを作る上で一番大切なことはなんですか?」と聞いてみたところ……、
Knizia氏はちょっと考えてから、
「大勢の、いろいろな人たちとそのゲームを遊んでみて、 誰もが楽しい気持ちになれれば、それは良いゲームです」。

うーんなるほど〜!
調子にのって、最後の最後に本当にずうずうしい質問をしてしまいました。
「ゲーム作りの秘訣を聞いたので、僕は“先生の弟子”と名乗っていいですか?」
先生、苦笑いで回答なし……(注:当たり前だっつーの! スタッフ一同)。
これは、先生を納得させるゲームを作って、実力で弟子と認めてもらうしかないな。



●ゲーム王Donald X. Vaccarinoは、はにかみ王だった
世界中のゲームファンの心を射抜き、度肝を抜いた『ドミニオン』。
デザイナーのドナルドのファミリーネームについて、一時は、「複数のデザイナーのペンネームじゃないか?」と噂されたり、“不在説”まで飛びだしたこともあったようだ。
実際、Boardgamenewsのサイトで、彼の実像がわかった時には、「ドナルドは存在していた!」というニュースにまでなったくらい、ミステリアスな存在だった。

そんな謎多き人物の姿を、我々は画像に収めることができた!(笑)
直接話してみると、世界中を虜にしたその男は、実はメチャクチャ、シャイなガイで、とてもとてもはにかみ屋さんだった。
さっそく動画撮影でコメントをもらおうとお願いしたが、
「ええ……僕? ……そういうの……苦手だから……やだなぁ」と拒絶。
粘ってみてもダメだったので、なんとか写真撮影だけ許可してもらった。
そんな貴重な(?)ドナルドの写真がコチラ。



●デザイナー列伝
その他、こんなデザイナーさんたちにもお会いしました!
『Cyclades』、『Mr. Jack in New York』などの新作を発表したBruno Cathala


『Caligula』で注目を集めるPierluca Zizzi

 
『パンデミック』で一躍時の人となったMatt Leacock
 

Ystari GamesをリードするCyril Demaegd。彼は日本が大好きで、以前観光に来た時、ウチのヒゲが日本の名勝を紹介したりと、親しくお付き合い。その返礼にもらったのが、貴重な“タペストリー版のケイラス”。東京・神宮前のギャラリーHippoで、クリスマス・シーズンに開催される“世界のボードゲーム・アート展”でも展示したことがあるので、ご記憶の方もいるでしょう。



●チョーおバカゲーを発見! 『AARGH! TECT』
うごがごがご。。。おれたち、原始人。
いえ、たてる。ふたりで。

ひとりはかんとく。ひとりはろうどうしゃね。
でもおれたち原始人。
ことば もってない。だから、ミブリテブリでつたえるよ。

いいか、おれが頭をふったら、黄色い積み木とれ。
ちがうっ! そっちじゃない! ボコボコ!!
間違った場合は、こんぼうで頭を2発たたくね。

次はこれ、そう、いいぞ! だから、ボコ!
このゲーム、正解でも頭を1発たたくね。

これで『AARGH! TECT』のルールわかったか? よし、ボコ!
   


●Goldsieberからの新作
『PSYCHO PET』
人間との生活によって、大いに心を病んでしまった家畜たち。
医者となって、彼らを癒してあげよう。
より多くの治療をおこなったプレイヤーの勝ち。
(なんだからスゴいテーマだなあ……)。
   

『PIZZA PALETTI』
お客様からピッツアのご注文! だけど、肝心の材料が手元になーい!
大急ぎでレシピ通りの材料を集めて、お客様に注文の品をお届けしよう。
 

これらのゲームは、もしかしたら11月1日Urventで遊べるかも!?(ルール翻訳が間に合えば!)


●来年はアミーゴ30周年!
来年は、ドイツの大手メーカーであるAMIGOが創立30周年を迎える。
その担当者と話をする中、なんと来年の新作情報を教えてくれた!
でも、「リリースペーパーとか画像は出しちゃダメなんだよ」とのことなので、
ここで“文字”で伝えるならいいかな? いいよね?(笑)

それでは発表! ジャジャーン!
来年は、『6ニムト』よりも難しい『11ニムト』が出ます!
そして、『Jager und Sammler』という作品も出ます!
こちらのデザイナーは、またもや天下のクニツィア先生だ!

ビバ、アミーゴ!
早くも来年の30周年に期待がかかりますね〜。

さて、いよいよ明日は最終日!
ドイツゲーム界の大物との会合も入っているので、ちょっと緊張。
その成果で、オフィス新大陸の新たな企画の運命が左右される!?

引き続き、現地からのレポートをお楽しみに〜!


スゴ六
2009年10月23日 SPIEL'09 2日目


プレスカンファレンスも含めて、SPIEL'09も3日を経験して、
少しは落ち着くかと思えば、まったく興奮しっぱなしのスゴ六です。

今回は、写真レポート風に会場の模様や注目ゲームをバシバシご紹介しましょう!

●SPIELならではの巨大ゲーム!
ドイツ人は体が大きいため、市販のゲームもこ〜んなに巨大!
ってのは冗談で、これらは各社のデモンストレーション用の巨大版です。
場合によって、この巨大版も売ってたりします。でかければ、楽しさもでかい!?
 


●床で遊んだっていいじゃない!
SPIEL会場では、各社たくさんのテーブルが用意されていますが、
それでも怒濤のごとく押し寄せるお客さんの数にはまったく追いつかない。
ええい、だったら床で遊んでしまえ! これもSPIELの風物詩。
 


●あらゆる世代がゲームを楽しむ!
おじいちゃん・おばあちゃんから、幼児まで。
見るからにマニアックなゲーマーたちや、どこにでもいそうな親と子。
厳しい目つきでゲームを吟味するのは、どこかの国のバイヤー?
文字通りの老若男女。すべての世代の人々がここに集います。
     


●探し物はなんですか?
SPIELには多数の中古ゲーム店や、ゲームパーツだけを扱うブースも出展されます。
なくしてしまった、あのコンポーネント。
おじいちゃんがずっと若い頃に遊んだ古いゲーム。
絶版になってしまった普及の名作。人が持っていない珍しいダイス……。
きっとここなら見つかるはずです。

そのためか、人間でない方も訪ねてくるようですね(笑)。
   


●緑の男たち
ここで私、クマッソが割り込ませていただきます!
写真右は2F‐SPIELEのフリードマン・フリーゼ。
彼は自分の名前にあやかって、自作品のタイトルに「2つのF」を
つけることで知られていますが、もう1つ特徴が。
フェイバリット・カラーの緑を基調としたデザインでも有名です。ご本人も緑。
ちなみに左の男がスゴ六。フリーゼに合わせて緑のTシャツをわざわざ着込んで。
SPIEL初参加で浮かれまくりです(笑)。
(それにしても私クマッソは、よくフリーゼに似てるって言われるんですが、ホント、自分で見てもそっくり♪)



●SPIELはゲームの宝庫だ!
今年は約600タイトルもの新作が発表され、例年以上にゲーム視察も大変!
会場は巨大だし、どこを見てもおもしろそうなゲームばかりで、目当てのゲームにたどり着く前に、あっちに寄り道、こっちでちょっとテストプレイ……。
なんてやってると、あっという間に会期が終わってしまいます。
2日目までに我々が見つけた注目ゲームをざっとご紹介しましょう!
今年も大豊作だ!

『ズーロレット』、『アクアレット』の大ヒットが記憶に新しいシャハトの注目作『Vardora』とその拡張セット、緑男フリーゼの新作『Fabrik Manager』、気鋭イスタリの最新作で我々も渡独前から注目していた『ASSYRIA』と、同社の過去5作品の拡張をセットにした『Ystari Box』、チーズのタイルを指ですくい上げて回転させ、タイルの状態で得点を競う『Cheese』、宇宙をまたにかける海賊となり、貴重な資源を奪い合って自分だけの宇宙ステーションを手に入れる『RAUM PIRATEN』などなど。

ああー、やっぱり全然書ききれません!
たくさんのゲームを持って帰るので、11月1日Urventや、今後の新大陸サイト、イベントにぜひ注目してください。


 

次回レポートもお楽しみに!


スゴ六

2009年10月22日 SPIEL'09初日
Guten Abend!
クマッソです。
本日のSPIEL'09レポートは、私がお送りします。


いよいよ今日から、一般の方々も参加するSPIEL'09
会場周辺には、タクシーやバスから降りてくる人、人、人!
地下鉄Uバーンの出入り口から流れ出してくる人、人、人、人!!
みんな仕事や学校をサボってるのかなあ?(笑)


オフィス新大陸は、新戦力スタッフが手配してくれた車で入場しました。
来場者の数が多いため、駐車場へ車を停めるにも許可証が必要です。
もちろん事前に許可をもらっている我々の車は、悠々と♪

入場券を買うのにも長蛇の列ができ、かなりの時間待ちますが、
彼らを後目にプレス用のPASSをかざしてその脇を闊歩してゆくスゴ六。
(まるでVIP待遇だなあ)。
いやいや、そんな余裕は入口をくぐるまでのこと!
一歩会場に入れば、メディアも一般ファンも関係なく、巨大な人波に飲み込まれるんですよ!

入り口でトラブル発生!
白ずくめにマスクとグラスをかけた衛生兵がロビーを仕切っています!
「な、なんだ、もしかして、テ、テロ!?」
衛生兵たちは来場者へ次々に新聞を配り、そこには、
「SPIEL会場にてバイオテロリストが!」との見出し!
でもこれは『パンデミック』のプロモーションでした。

海外ではすでに主流となり、日本国内でも徐々に盛んになりつつある
ARGの手法を取り入れたんでしょうか。
我々オフィス新大陸も今年の春からARG『RYOMA:the Secret Story』
を手がけていて、現在フェイズ2までが終了(フェイズ3まで予定)。
その中で、ゲーム進行と関連したリアルイベントを設け、プレイヤーたちが実際にイベントに参加してストーリーを進める演出をいくつかやっていますが、
SPIEL会場でのこのプロモーションは、それに近いものがありますね。

会場を埋め尽くす人と熱気と陽気に当てられて、SPIEL初参加のスゴ六は、
「油断すると催眠術にかけられたように軽い躁状態になる」そうです。



来場者が目当てのブースへ急ぐ中、オフィス新大陸は昨晩までにご挨拶できなかった、
普段お世話になっているメーカーや業界要人を訪問。
KOSMOS、RAVENSBURGER、AMIGOなど、ドイツを代表する巨大メーカーも視察しました。
ここでも、や『Theゲームナイト』『ボードゲームキングダム』に対して、皆さんから熱いエールをいただきました。

年々、SPIELへの日本人の参加も増えていますが、今年はプロ女流棋士の『北尾まどか』さんが、自作の『どうぶつしょうぎ』を携えて初参加! シンプルなルールとかわいらしいコマで、世界の人々にも、日本を代表するトラディショナル・ゲーム、将棋の楽しさが伝わることでしょう。



その後も会場を歩き回り、Klaus Teuber、Wolfgang Kramer、Friedemann Friese、Uwe Rosenbergといった著名なデザイナーの方々と旧交を温めました。
みなさん、『Theゲームナイト』で自分たちの作品が取り上げられることに、とても興味を示してくださいました。
オフィス新大陸のヒゲが敬愛して止まないKramer氏については、番組の中で彼の来歴や作品群を紹介するコーナーを作ったのですが(もちろんヒゲの超プッシュで!)、氏もそれにいたく感激されていたのが、うれしくてたまりません。
     


ヒゲや我々の“良き友人”である、Uwe Rosenbergの人柄の素晴らしさを伝えないわけにはいかないでしょう。

彼のブースを訪ね、「日本のゲームファンへのメッセージ」をお願いし、「もしかしたら、WEBやTheゲームナイトのようなテレビで放送するかもよ」と伝えたところ、途端に慌て始め、「準備ができていないから、また後で来てほしい」とのこと。

その間に各社を回り、注目ゲームを調査して約束の時間に再訪すると、彼は静かな場所を用意してくれていて、さらになんと! コメント用の原稿まで書いていてくれたのです!
もともとマジメで律儀な彼ですが、「原稿を読みながらより、暗記して話したいな」と何度もその場で読み返す、読み返す。
カメラを回すスゴ六は、「会場の熱気や雰囲気とデザイナーの対比ができる画がほしいんだけどなあ」と、ディレクター風を吹かせていました(笑)。
いや、実際スゴ六は『Theゲームナイト』のゲームディレクターなので、彼の映像へ賭ける血が騒いだのでしょう!

生真面目なUweは、「日本のファン宛てだから、日本語で謝辞を言いたい」と訊いてくるのですが、何度やっても「ありがとうございました」の「ございました」が発音しづらい模様。助け舟として、「ございます、でもいいんですよ」と提案してみるも、
「それでは丁寧具合が変わらないか?」と気にするほど、ホント彼はイイ人なんです!

でも、これではいつまで待っても撮影に入れません。
人の悪い、いやリアリティを追及するスゴ六は、Uweにナイショでカメラを回し始めました。原稿に目を通す→目をつぶり暗唱でテスト→原稿に目を通す→目をつぶり…以下、繰り返し。
とっくに撮影開始していましたが、わざとらしくキューを出すスゴ六(笑)。

なんとか「ありがとうございます」まで言い終わり、安心しきったようなUweが、「再生を見たい!」と言った時にはヒヤヒヤしましたが、「奥さんを呼んでくるから待ってて」という間に、なんとか“本番部分”を用意して事なきを得たのでした。
(こう書くと、我々がとても意地悪に見えますが、それだけUweとの間に親近感があるということです。念のため)。

この後、Uweは『Agricola』、『At the Gates of Loyang』など彼の自信作、最新作に
サインを入れてプレゼントしてくれた上、彼自身が『Bohnanza』シリーズの中でも一番好きだという、『Bohnedikt』(シリアルナンバー付の超限定版!)までくれたのです!
Uwe、あなたとの友情は一生のものです。
このインタビューも含めて、SPIEL’09の映像は、テレビ番組や我々のイベントでの上映など、何らかの形でみなさんにも披露できたらと思っています。



今日はメーカーやデザイナー訪問をメインにしていて、世界中の多くの方々とお話することができ、今後のボードゲーム展開やアイデアについて、重要なコメントもいただけました。
また、オフィス新大陸がテレビや書籍、イベントなどを通じて、日本国内で海外ボードゲーム文化を広めていることについて、改めて共感をいただき、協力も約束してくれました。

彼らの友情に応えるためにも、今、進めている企画の数々を早く実現させねば!

今日は記事内容からゲームの画像が少なかったので、会場で見つけた変わりダネをご紹介して終わりましょう。

カタンやドミニオンの中国語版です。
先にもレポートしたように、中国の上海ではボードゲーム熱が凄まじいそうですが、こうした中国語版のゲームは、まさにその勢いを証明するものですね。
 

というところで、また次回レポートでお会いしましょう!


クマッソ

2009年10月21日 SPIEL'09 プレスカンファレンス!
昨日このスタッフルームでお伝えしたように、現在オフィス新大陸は、
ドイツのエッセン(デュッセルドルフのベッドタウン)で開催されている、
SPIEL'09
を視察中です。

例年、一般公開の会期の前日に、プレスカンファレンスが開かれます。
今年は10/21に行なわれたので、まずはその模様からレポートします!


従来SPIELの開催に先立って、事前リリースが送られてきますが、
カンファレンス当日の発表では、今年はここ数年で最大の盛り上がりを見せていて、
世界31カ国から、763の出展者、そして約600もの“新作”
展示されるとの発表がありました。
昨日のレポートより若干数値が増えていますが、このタイトル数は過去最高で、
記録更新です!
また、外国メーカーは3ポイントアップし、全体で44%になり、子ども向けゲームの出展数が例年の10%増しになるほど、それぞれ勢いを見せています。
世界では、これだけボードゲームが盛り上がっているんですよー。

傾向としては、『パンデミック』に代表されるような協力ゲームや、『Laura』シリーズのようなヨーロッパの人気小説やキャラクターを題材にしたファミリー向けゲーム、10〜20ユーロ程度の低価格帯ゲームが、去年から今年のトレンドでした。

関係者に詳しく聞いたところ、「ドイツも世界不況のあおりを受けて、外出レジャーが
減少傾向にあり、その分、家庭内でリーズナブルに余暇を過ごせる、ボードゲームの
需要が伸びた」と分析されていました。
ドイツは欧州諸国の中でも特にメッセが盛んですが、「他の多くのメッセが縮小される中、このSPIELは好況を呈している」と、得意気でした(笑)。

オフィス新大陸の外国語担当、広報部長(笑)にして、ドイツ留学経験があるクマッソに言わせると、

ドイツは日本ほど核家族化しておらず、今でも祖父母、父母、孫の3世代で暮らす家庭が多くある。
また、ビジネスマンも基本的には定時に退社し、サービス残業なんてもってのほか! なんて社会道徳もあり(うらやましいです……)、「家族みんなが一緒に過ごす時間」が長い。冬も長い。
「それらも、ボードゲームが隆盛する一因になってるんじゃないか?」だそうです。


さて、レポートに戻りましょう。
アジア・マーケットについて、興味深い報告がありました。
ここ2,3年で、ボードゲームの中国市場での拡大が目覚しく、多くの欧米メーカーが注目しています。
中でも上海には、ボードゲーム・カフェが400ヶ所近くもできるほど、大流行しているそうです!
以前『ボードゲーム・パラダイス』
でも紹介したことがありますが、一時期、韓国の学生街である大学路周辺にペーパーバン(ボードゲーム・カフェ)が林立したことがありました。それと同じような流行が、今、上海でも巻き起こっているんですね。
同じアジアの国として、日本の状況を思うとちょっと寂しいなあ。

プレスカンファレンスの場では、ドイツゲーム賞(識者や業界が選ぶドイツ年間大賞とは別の賞)の授賞式が行なわれます。
先立ってWEBサイト等でも発表されていますが、今年のドイツゲーム賞は……
1位:『ドミニオン』 年間大賞とのダブルクラウン!
2位:『ル・アーブル』
3位:『パンデミック』
子どもゲーム部門:『BURG DER 1000 SPIEGEL』
でした!



ドミニオンは大方の予想通りでしょうか。この賞は、熱狂的なファンが直接投票して決めるものなので、概してゲーマーズ・ゲームといわれる、やや構造が複雑、重めのゲームが上位を占めた感じですね。
その一方、ファミリー向けや低価格帯も流行ったように、バランス作用のようなものが働くのもドイツゲーム界のおもしろいところではないでしょうか。

このプレスカンファレンスと同時に、毎年、いわゆる内覧会も併催されます。
翌日からの一般公開では、会場中に15万人がひしめき合う大混雑になるため、
メディアや来賓には、この内覧会でひと足先に各社のイチオシや業界の注目タイトルが披露されます。
オフィス新大陸視察チームが特に目を奪われたタイトルを、ざーっと駆け足でご紹介しましょう!

昨年『ケルティス』で悲願の年間大賞受賞を成し遂げた“帝王”R.クニツィアは、LEGO社とのコラボで、レゴを使ったゲームをなんと10作品も発表! もちろんすべて、クニツィア先生の考案です。
  

シリーズ続編も大漁で、ドミニオン、『デュスターバルトの狼男』、『カルカソンヌ』といった有名作品の後継作も多数並んでいました。
   

実際にオペラ歌手を登場させて紹介されていた、その名も『OPERA』もコンポーネントからしておもしろげな感じです。


変わりダネでは、ゲームフリークに人気のサイト、BoardGameGeekの名を冠した『THE BOARDGAMEGEEK GAME』も、にぎやかな造りで人目を引いてました。


まだまだ紹介したいゲームが多数ありますが、次回レポートに譲るとして……。

この晩の締めくくりは、来賓や招待客限定の前夜祭!
今回初参加のスゴ六は、ドイツ料理を若干ナメてました。このパーティーのメシはすごくウマかった!
パーティーは格調高く始まりますが、そこはドイツ。ビールが入っちゃうと、有名人も業界の大物もみんなフレンドリーに。
ここぞとばかりに、我々も彼らに『Theゲームナイト』を披露しました!
ボードゲーム・パラダイスや『ボードゲームキングダム』の時にも、うれしい称賛の数々を受けたのですが、今回はぶっちゃけ、それ以上の反響でしたよ!
みんな口々に、「こんなテレビ番組、ドイツでも作れない!」と絶賛の嵐! 「もっとよく見たいから、●日の●時に、改めて時間をくれ!」なんて急なアポ入れもあったり、クニツィア先生もケルティスの回に見入ったり……感無量です。
さあ、早く次の番組を作らないと! と心新たにした我々でした。


ということで、明日はいよいよ会期初日! まだ見ぬ、どんな楽しいゲームが待ってくれていることでしょう。 続報をお楽しみに!


オフィス新大陸

2009年10月20日 SPIEL'09視察に行ってきます!


みなさん、Guten Tag!
この原稿がアップされる頃には、すでにドイツにいるスゴ六です。


さあ! 今年もボードゲーム界最大のお祭りが始まります!
毎年ドイツのエッセンで開催されている、
世界最大のボードゲーム・メッセ SPIEL'09
今年は10/22(木)〜10/25(日)の4日間にわたって開催されます。

このSPIELには、毎年世界中の国々、地域から、15万人ものファン、メーカー、バイヤー、メディアが集まり、巨大なメッセ会場に所狭しと無数のゲームが並べられるという、
まさに夢のようなフェスティバル!

今年は、31カ国から、760の出展者、そして550以上ものタイトルが発表されるそうです!

オフィス新大陸は毎度このSPIELを視察して、取材や商談をしてくるのですが(もちろん今年も、21日のプレスカンファレンスからの参加です)、
ここだけの話、実はスゴ六は今年が初参加。なぜか友人の祝い事や大きな仕事が重なって参加を逃がしてきちゃったんですが、今年は念願かなって、もうどのスタッフよりもワクワクしています!

膨大な数のゲームを見て、遊ぶことも楽しみですが、今年は楽しみがもう1つ。
それは、我がオフィス新大陸が企画・監修した、
ボードゲームのテレビ番組『Theゲームナイト』
を、世界のメーカーやゲームデザイナーに披露できること!

我々が初めてSPIELに参加したその時から、どのメーカーもデザイナーたちも、「日本でボードゲームを普及したい」という我々の想いに賛同してくれ、数々の書籍や雑誌、イベント、輸入販売といった活動に多大な協力をしてきてくれました。

このテレビ番組は、そんな彼らの友情への、ささやかな恩返しです。

今回は視察チームに新戦力も加わって、例年以上に燃えています!
通常の取材や商談に加えて、注目ゲームやデザイナーへのインタビューを撮影したり、我々の新しい企画(もちろん、新たなテレビ番組も視野に入れて)の布石も打ってくるつもりです。

会期中には、このスタッフルームで最新作、話題作をレポートするつもりなので、
乞う、ご期待!
もちろん、今年もたくさんのゲームを持ち帰ってきますよ!

そして! 我々がドイツからお届けするできたて(?)ホヤホヤのゲームを、
11月1日Urventで遊ぶことができます!
今回はハロウィンにひっかけた趣向も考えているので、仮装してきてくれる人には、
何かイイコトがあるかも!?
ぜひ皆さん、遊びにきてください!

日時:2009年11月1日(日) 12:00〜20:30
   何時に来てもOKです!
場所:JAPANESE BAR ZIPANGU(ジパング)
   東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6
会費:2,500円(軽食+ドリンクチケット2枚付)
   ※女性はサイコロの出目に応じて100〜600円OFF!
   ※仮装で参加の場合は何かイイコトが!?

ルールはスタッフがインストしますので、初心者の方もどうぞお気軽にご参加ください。

それでは、SPIELレポートをお楽しみに!!


スゴ六

2009年9月3日 JGC2009にて『最強ボードゲーム王決定戦』を開催します!
みなさんこんにちは、『ガイスター』で遊ぶときは、
「オバケ駒に汚れがつくとマーキングになってゲームにならないから、
 プレイ前には手をキレイに洗え!」

と対戦相手に言いたいけど、小心者でとても言えないスゴ六です!

さて、今年もアナログゲームの祭典『Japan Game Convention 2009』が、
新横浜プリンスホテルにて2009年9月4日(金)〜9月6日(日)に開催されます。

オフィス新大陸は今年ももちろん出店します!
今回も往年の名作から、最新作までをラインナップした多彩なタイトルのボードゲームを
ズラリと並べ店頭販売いたします。

また恒例のブース内イベントですが、今年は……

『最強ボードゲーム王決定戦』の開催を決定しました!!!

「ボードゲームをとことん愉しむ!」という原点に戻り、
より多くのゲームを遊び、より多くの勝利を獲得したプレイヤーに、
『最強ボードゲーム王』の称号を送るというイベントです。
上位入賞者には素敵な賞品もご用意しております。

そしてイベントへの参加は無料ッ!!!
オフィス新大陸ブースが空いている時間帯であればいつでもエントリーできますので、
みなさんお気軽に遊びに来てください。

競技に指定されるタイトルも、往年の名作から最新作、
ライトなものからヘビーなものまでバリエーション豊かにご用意する予定です。
オフィス新大陸なら、ボードゲームを買うもよし、ガッツリとプレイもよし。

この夏最後の思い出作りに
ぜひオフィス新大陸ブースにお立ち寄り下さい!



スゴ六

JGC公式ウェブサイト
http://www.arclight.co.jp/jgc

2009年3月25日 オフィス新大陸デザイン「はじめてゲーム」シリーズ
みなさん、こんにちは。
オフィス新大陸の新たな活動のお知らせです!

すでにホームページ上でもお知らせしていますので、お気づきかと思いますが、
オフィス新大陸がゲームをデザイン・編集した新作ボードゲーム
「はじめてゲーム」シリーズがリリースされました!

「はじめてゲーム」シリーズは、
“ゲームを通じてお子様とのふれあいを深める
 コミュニケーションツール”をコンセプトに、
大人気のアニメ・特撮を原作にしながら、
親子で、あるいはお子様同士で遊べて、
簡単なルールながらも奥が深い、
何度も遊びたくなる内容を目指してデザインしました。

オフィス新大陸が担当した原作は、
『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』
『仮面ライダーディケイド』の2作品。

『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』は、
おなじみの「ドラえもん」の劇場版最新作品
(2009年3月7日公開)。
舞台は地球から遠く離れた開拓星“コーヤコーヤ星”。
この星に眠る鉱石「ガルタイト」の独占を企む大企業
ガルタイト鉱業は、移住民らに対して、
執拗な攻撃や嫌がらせを繰り返していました。
そのことを知ったのび太らは、
ガルタイト鉱業へ対決を挑みます。

プレイヤーはのび太、しずか、ジャイアン、スネ夫になって、
コーヤコーヤ星を救うため、
ガルタイト鉱業の妨害を避けながら、先へと進みます。
四次元ポケットチャレンジに早打ち対決など、
ギミック盛りだくさんの新感覚レースゲームです。
また、組み換えボードで毎回ルートが変わり、
何度でも繰り返し楽しめます。

『仮面ライダーディケイド』は、
特撮ヒーロー「仮面ライダー」シリーズの最新作(2009年1月25日〜)。
2000年よりスタートした“平成仮面ライダーシリーズ”の10作目の記念作品にあたり、
今までの歴代ライダーが総登場する、まさに「10年に1度のお祭り」がコンセプトです。

これまで並行に存在していた仮面ライダーの世界。
そられが融合を始め、世界は入り乱れ、
それぞれの世界の敵すべてが同時に現われようとしています。
プレイヤーは仮面ライダーディケイドとなって、
クウガやアギトなどのレジェンドライダーと協力して、敵を倒すために戦います!
そのためには、敵の弱点に合ったワザを身につけ、
そして、仲間となるレジェンドライダーを探し出す必要があります。
カードコレクションとアクションが融合した、白熱のバトルゲームです。

「はじめてゲーム」シリーズは、全国のおもちゃ屋さん量販店
Amazonなどのネットショップでお買い求めいただけます。
価格はどちらも、1,575円(税込)です。

原作のファンでなくとも楽しめる内容になっていますので、
ぜひ、多くの方にゲームのおもしろさを伝えてください!


オフィス新大陸 スタッフ一同

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2009
(C)2009 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2009年1月18日 ちょっと遅くなりましたが新年のご挨拶です
ボードゲームファンのみなさま。
あけましておめでとうございます!
オフィス新大陸のスゴ六です。

みなさんの忘年会、新年会はいかがでしたか?
我々新大陸スタッフも、昨年お世話になった方にお声をかけ、何度か飲み会を開催いたしました。
当然のことながら、こういう席ではボードゲームが持ち込まれます。
古今のボードゲームを遊び倒しましたが、
この年末年始でヘビーローテーションされたのは、『パンデミック』『ドミニオン』でした。

ご存知のとおり、両タイトルとも多くのボードゲームプレイヤーから支持され、
ネットでも評判の高い作品ですが、実際に遊んでみる噂に違わぬ傑作!
こういう素晴らしいゲームに出会えると、ボードゲームには、まだまだ多くのポテンシャルを秘めた、
最高のエンターテイメントであると再認識させられます。

さて、新大陸の普段の活動は、書籍・雑誌・新聞などでのボードゲーム記事の執筆、
輸入販売やアート展のプロデュースなどですが、
昨年は、なんといっても『The ゲームナイト』というボードゲーム専門番組の制作に携り、
みなさんにお届けできたということが、新大陸最大のニュースであり収穫でした。

テレビという媒体は、やはり反響が大きく、番組公式サイトや、新大陸サイトには、
多くのご支持や温かいご意見をいただきました。
こういう声は、掛け値なしに嬉しい。
ボードゲームに関ってきて本当によかったなぁと実感できた1年でした。 

2009年には、更なる飛躍を目指しています。
その仕掛けのいくつかは、仕込み中。まだ多くを語れませんが、
これまでの活動の場に加え、さらに新しいルートで、ボードゲームの普及を目論んでいます。
情報がリリースできる際には、このスタッフルームでいち早くご連絡しますので、
発表を楽しみに待っていただければ幸いです。

本年もオフィス新大陸をどうぞよろしくお願いします。


スゴ六

2008年12月13日 ボードゲーム・アート展の開催
こんにちは。オフィス新大陸のクマッソです。
早いもので、今年も残りわずかとなりました。
寒さも厳しさを増し、街では年末年始、
そして、クリスマスを迎える準備をする方々で賑わっていますね。

ドイツでは、ひと月も前からクリスマスの用意を進め、
当日は家族や親しい方々で集まり、みんなでお祝いをするのが習わしです。
そういった場でも、ボードゲームは欠かせません。
暖かい場所でボードゲームを囲み、ゆったりとした時間を愉しむ――
とても贅沢な過ごしかたではないでしょうか。

そんなひと時を感じていただこうと願い、
オフィス新大陸からボードゲーム・ファンのみなさんへ、
クリスマス・プレゼントをお届けします。
昨年大好評をいただいた
「世界のボードゲーム・アート展」を、
今年も開催する運びとなりました!

「第2回 世界のボードゲーム・アート展」
〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜

会期:12月13日(土)〜12月26日(金)
場所:渋谷区神宮前GALLERY HIPPO

昨年同様、この企画展はアートの観点から、海外ボードゲームの文化性や、芸術性、
そして、素晴らしさを日本のみなさんに紹介するものです。

世界的に評価の高いゲームはもちろんのこと、
BS日テレの『The ゲームナイト』で取り扱ったゲームや、
お子さんをまじえて家族で楽しめるゲームなど、数多く展示しています。

一部のゲームは、実際に触ってプレイすることもできるようになっているので、
ぜひ友達や家族と連れ立って、この企画展を楽しんでください。
新作や注目作の販売もありますので、お目当てのゲームを探している方は、
スタッフへ気軽にお尋ねください(売り切れの際は、ご容赦願います)。

詳細はこちらから↓
「第2回 世界のボードゲーム・アート展」
〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜

http://www.gallery-hippo.com/
・日時:12月13日(土)〜12月26日(金) 11:00 〜 19:00(日曜日は 17:00まで)
ギャラリー・ヒッポ地図

スタッフ一同、みなさんのお越しを、心よりお待ちしております。


クマッソ

2008年8月29日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        人生ゲームで芸人として自分の限界を認識するの巻
こんにちは、『キャッシュ&ガンズ』では、
銃を抜き終わった後の周り部分のスポンジは
捨てずに後生大事に取っておき、
片付けの時にそこにはめ直して収納する
スゴ六です。みなさんこんにちは。

まずは本題に入る前に、一つご報告を。
既報のとおり8月23・24日は、毎年恒例のアナログゲームの祭典、JGC2008が開催されました。

オフィス新大陸は【ボードゲームキングダム】+【Theゲームナイト】の強力コラボで、
参戦したわけですが、この効果でしょう、毎年、我々のブースを楽しみにしてくれている常連さんに加え、
今年は「番組を見て遊びにきました」というお客様も!(これにはスタッフ一同感激)

また、今年から新機軸として仕掛けました
「謎解きミステリー! ボードゲームキングダム×Theゲームナイト Presents 
『怪盗Xの正体を暴け!!』」


こちらはブース内に隠されたパスワードを、スタッフからのヒントを手がかりに解くというライブゲーム。

難度も高めに設定し、「最後まで辿り着ける人がいるのだろうか?」と実はスタッフ一同、
少々心配もしていたのですが、さすがはゲーム慣れしているJGCの参加者のみなさん。
最終的には7名もの方が見事に正解し、豪華賞品をGET!
アンケートからもご好評の声もいただいており、
来年はもっと手強い謎をご用意するつもりです。というわけで・・・・・・

みなさんのおかげで今年も大成功でした。

最後になりましたが、毎年遊びに来てくれている方、また今年から遊びに来てくれた方、
ゲームをご購入いただいた方、ライブゲームにご参加いただいた方、
たくさんのご来場、本当にありがとうございました。
スタッフ一同心より御礼申し上げます。


さて、8月16日(再放送8月23日)に放映された#10『人生ゲーム』は楽しんでいただけましたでしょうか?
個人的な意見ですが、ボードゲームのおもしろさの公式は、こう定義できるのではないでしょうか?

「ゲームが持つ力×プレイヤーのメンツ=おもしろさ」

今回は、『人生ゲーム』という、日本で40年もの
長きにわたって愛されてきた名作ゲームに加えて、
いとうせいこうさんみうらじゅんさん
バカリズム升野さん奥田ワレタさんという
豪華プレイヤー陣。

上の公式に当てはめれば、
人生ゲーム史上において、まちがいなく
最高値に近い値をマークしたはずです
(そんな面々の末席に、この不肖スゴ六を加えて
いただいたことは、望外の幸運というよりほかありません)

放映をご覧になった方はおわかりと思いますが、とにかく最初のルーレットが回された瞬間から、
いとうさんとみうらさんの掛け合いはトップギアに叩き込まれたまんま。
これほど笑い転げたゲームセッションはちょっと他に思いあたりません。

そしてそのおもしろさとテンションの高さは、途中で一度たりとて絶えることなく、
ノーブレーキングでゴールまで雪崩れ込みました。

いや、すみません。このスゴ六、いま嘘を申し上げました。一度だけありました。
大ブレーキが……いや大事故が!

それは、ゲーム序盤戦での出来事。前半のクライマックスである「結婚マス」のちょいと先に
「ブログが書籍になり大ヒット」というマスがあるのです。

ここに止まったのはスゴ六の駒でした。
いとうさん、みうらさんは、ご自分が止まったマスはいうにおよばず、他のプレイヤーが止まったマスでも、
それをネタに至芸ともいえる爆笑トークを展開されます。
このマスも例外なくお二人が盛り上げてくれます。しかし、ネタがピークにきた時に、それは起こりました。
いとうさんが、突然スゴ六に向き直り、こうおっしゃったのです。

「で、それは何ブログだったの?」

えっ? へっ? はっ? ほっ? ひっ?な、何? 何が起こったの。
あれ、ひょっとしていとうさん、このスゴ六にトーク振ったんかあっ!?(この間0.5秒)
そしてそれを認識したとたんに
スゴ六や大パニ〜〜〜〜〜ック!!!

そもそもいっしょにボードを囲んではいましたが、
その時点では、お二人のトークに魅了され、完全に一観客になっていたのでした(←おいおい)。
それがですよ、油断しきったところにいきなり目の覚めるようなパスが飛んできたのです。
こんな難度の高いパスを、自称ボードゲームタレントなどと嘯いている
スゴ六の力量で捌けるはずがありません。

ご存知のとおり、このスゴ六は普段は一切言い訳をしない男として通っています。
(↑この件に関してはスタッフルームの『スコットランドヤード』の回をご覧下さい)

が、敢えていわせてもらえば、お二人のトークがすご過ぎて、
芸人のバカリズム升野さんでさえ「あれに下手に入っていくと大火傷するから」と
トークへの参入を様子見していたほどの場だったのです。
そこに素人同然のスゴ六にパスが出たわけですよ。

例えるなら翼・岬くんのゴールデンコンビが、
敵も味方も一切手を出せぬスーパーコンビネーションで敵陣ゴール直前まで攻め込み、
このまま二人がシュートまで決めてくれるんだろなぁという瞬間に、
何故か石崎にパスを出したようなもの。
石崎(スゴ六)にとっては慌てるどころの騒ぎじゃないですって。
「なぜここ!? なぜ今!?、なぜ俺に!?」ってなもんです。

というわけで脳内は真っ白、またそもそもそんなことを期待されているはずないのに
「何かおもしろいことを返さねば」と自ら無用なプレッシャーかけ、混乱しきったスゴ六が、
石崎の顔面シュートよろしく苦し紛れに無様に放ったのは……

「し、品川ブログ」



ははん、スゴ六とかいう人は、
「ブログ→書籍化→ヒット」と聞いて、
ちょっと前に話題になった
例の芸人の書籍が思い浮かんだんでしょうね。
うふふ、発想が乏しいですね……
って、やっちまったよっ!

みなさん、場の空気が一瞬にして凍りつく瞬間や、時間が完全に止まる経験をしたことがありますか?
スゴ六はあります。ええ、この時たっぷりと味わいましたよ。

永遠とも思える数秒後、ようやくいとうさんはその呪縛から解かれ、スゴ六の顔をジッと見つめて

(ああ、この人に振っちゃだめだったんだっけ・・・・・・)

みたいな表情になると、すぐにみうらさんに向き直り、
何事もなかったようにトークを再び沸点まで戻してくました。
今思い出しても腋から変な汗が出てくるわ。
ええ、あの時、芸人スゴ六は死んだのです。
(↑もともと芸人じゃねーですが)

よくタレントの方が、収録終わりに呑みに行って、
そこで本日の反省会をするみたいなお話ってありますよね。

今なら痛いほど良く理解できます。


さて、今週末は#11のOA。
今回のゲームは、マフィアと警官の駆け引きが抜群におもしろい『ラッツィア』です。

8月30日、9月6日の放送をお楽しみに!


スゴ六

2008年8月20日 JGC2008開催!
        ボードゲームキングダムとTheゲームナイトが夢のコラボ!
残暑お見舞い申し上げます!
ここではお久しぶりのデータです。
いよいよ今週末! 8月23・24日に、
年に一度のアナログゲームの祭典、JGC2008が開催されます!

今回のオフィス新大陸は、いつもの【ボードゲームキングダム】としての出展だけでなく、
【Theゲームナイト】との夢のコラボレーションで、
参加者の皆さんを楽しませる数々のイベントを企画しています! 詳細はこちら↓

【JGC 2008】

 ・出展期間:8月23日(土)10時〜21時 24日(日)10時〜17時
 ・物販ルーム「千鳥の間」 ボードゲームキングダム2008+Theゲームナイト・ブース
 ・参加無料! 飛び入り自由!

 詳しくは、JGC2008公式サイトまで。

気になる今回の特別企画は、
おどろきの謎解きミステリー!
ボードゲームキングダム
×Theゲームナイト Presents
「怪盗Xの正体を暴け!!」


前回好評だったスタンプラリーから大幅パワーアップ!
なんと今回は、ボードゲームを楽しみながら、
推理アドベンチャーも体験できちゃいます!

ブース全体に隠された“手掛かり”をヒントに、
新大陸スタッフに紛れ込んだ怪盗Xの正体を暴いてください!

見事に正体を暴いた優秀な捜査員には、豪華賞品を進呈!
また、正体がわからなくても、記念品がもらえるチャンスがありますので、気軽にご参加ください!

そして定番の、
話題のゲームを、すぐに遊べる! すぐに買える!
「ボードゲーム体験プレイ&物販コーナー」


当サイトのカタログに掲載されているゲームに加え、
このJGC2008に合わせて、最新作から不朽の名作まで、
新たに10タイトル以上を新入荷予定!
これらのゲームが全部遊べちゃいます!

体験プレイは、まったく知らないゲームでも、
我々スタッフがルールを丁寧にレクチャーするので安心。
思わず欲しくなれば、すぐに横の物販コーナーで買えちゃいます。
毎年、人気のタイトルはすぐに売り切れてしまうので、お買い逃しなきよう!

さらに今回は【Theゲームナイト】とのコラボレーション企画として、
「Theゲームナイト・ギャラリー」を設けました。

番組のバックナンパーや、撮影風景、
ここでしか披露されない、番組の裏話も聞けちゃうかも?
また、実際に番組に出演したプレイヤーと、同じゲームで遊べる時間もご用意!
ラミィ・キューブで見事なアレンジを決めたアノ人や、
スコットランド・ヤードで14ターンで捕まったアノ人に挑戦して、
番組と同じ雰囲気を味わいましょう!

とにかく今年は内容盛りだくさん!
【ボードゲームキングダム2008+Theゲームナイト】ブースで、
真夏の祭典を楽しんでください!



データ

2008年8月12日 『Theゲームナイト』第10回放送!
        5人が描く波乱万丈の人生とは?
みなさん、おひさしぶりです。ヒゲです。
このスタッフルームへの顔出しは、
ホントひさしぶりだなあ。
毎日暑いですね〜!
暑いですが、でもそれが夏!
あえてクーラーをつけず、ダラダラ汗をかきながら仕事をした後、冷たい水風呂でサッパリ汗を流す!
たま〜にこんなことをしてみると、夏らしさを実感できて、ちょっと楽しいです。

夏といえばJGC! もちろん今年も出展しますよっ。
しかも、いつもの【ボードゲームキングダム・ブース】ではなく、
今年は番組【Theゲームナイト】夢のコラボ!
番組を体感できるようないろいろなシカケを用意します!
例年とはひと味違った我々のブースに、ぜひ大勢で遊びに来てください! 当日参加可能!
詳細は、近日このスタッフルームでお伝えするので、お楽しみに♪

さて、去る8月9日(土)に放送された
【ボードゲーム新大陸 Theライブ!】は楽しんでいただけたでしょーか!
番組では、ウチが輸入する最新のゲームや、盛り上がり必至の定番ゲームを遊びながら、
海外ゲーム事情やこの夏のビッグイベントなどのトークを織り交ぜて、
たっぷり約3時間の生放送をお贈りしました!

番組中に応援や質問のメールをくれたみなさん、ありがとう! 紹介しきれなかった人、ゴメンなさい!
見逃がしちゃった方は、この生番組の放送局インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」
メールや要望を送ってください。一定の要望が集まれば、再放送の可能性があるそうです。

ところでこの生番組、ご覧になった方は気づいたと思いますが、
エンターブレインの橋井達介さんを加えた全5名の出演者のうち、
1名だけ、異常に緊張していた人がいなかったでしょーか!?
そう、自称“世界初のボードゲーム・タレント”のアノ人です。
他の4名はみんな、電波に乗せてゲームを遊ぶ様を伝えられたり、
ボードゲームの魅力を語れることを喜び、楽しんでいたのに、
なぜかアノ人だけは額に汗をかき、声も小さく、何だったら体もちょっと強張らせたまま、
約3時間、隣に座っていた気がします。いや〜、やりにくかったな。

【Theゲームナイト】で場数を踏んでいるアノ人が、
まさか緊張するなんて……。
そういえば、いつもの軽口や、
彼にしかわからない独特のギャグも出なかったね。

でもモノは考えよう。
今後、【Theゲームナイト】では
そのガチガチの緊張っぷりや、
「トークもプレイもここ一番でハズしてしまう」
ヘタレっぷりをウリにして、
そういう方向性の“ボードゲーム・タレント”として
がんばっていってほしい、と思いますね。親心的に。
まっ、今後も出演オファーがあれば、の話ですが……。
(そういえば、古いファンは知っての通り、彼の最初のニックネームはヘタレでした。
命名したオレに先見の明があったってことだなあ)。

ということで! もしかすると、アノ人の勇姿を見られる最後のチャンスになるかもしれない(?)、
第10回放送は8月16日、今週の土曜日です!
そう。第1回『キャッシュ&ガンズ』、第5回『スコットランドヤード』に続いて、
アノ人が三度、番組に登場します!
今回遊ぶのは、みなさんご存じ『人生ゲーム』! いとうせいこうさんを軸に、
ゲストにはみうらじゅんさん、初登場となる女優の奥田ワレタさんを迎えて、
今や準レギュラーともいうべきバカリズム升野さん
そしてアノ人の5人で、この定番中の定番ゲームを遊び倒します!
周知の通り、『人生ゲーム』は誰が遊んでもマスの指示に一喜一憂のトークが生まれ、
追いつ追われつのすごろくにまたトークし、激しいお金の出入りでさらにトークが盛り上がっていくゲーム。
まして、この豪華なプレイヤーたちなら、そんじょそこらの『人生ゲーム』になるはずがない。
収録では“日本一楽しい人生ゲーム”と言って過言でないほど、
爆笑の渦が巻き起こり、またゲームとしても熱い展開になりました!
みなさんホント、ルーレットや止まるマスで奇跡を起こしまくったもんなあ。

はたしてアノ人が、トーク爆裂必至のこのゲームで、
どんな見せ場を作ってくれたのか?
せいこうさん・みうらさんの双璧に
食らいついていけたのか?
自称“世界初のボードゲーム・タレント”として
どんな輝きを放ったのか!?

オフィス新大陸並びに
スゴ六こと双六屋カゲゾウファンの方々は、
ぜひこの点にも注目して、
今週末の放送を楽しんでください!


ヒゲ

2008年8月7日 約3時間のテレビ生放送やりますッ!!
こんにちは、『ピラニアペドロ』の自然石は、あの量が半分でも十分足りるのでは?
と、いつも疑問に思うスゴ六です。

来たる8月9日(土)、我々オフィス新大陸
ボードゲームで約3時間のテレビ生放送をやりまっす!

その名も、【ボードゲーム新大陸 Theライブ!】
インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」 の“夏休み特番”です。詳細はこちら↓

<番組概要>





放送局:あっ!とおどろく放送局
番組名:〔夏休み特番2008〕
     ボードゲーム新大陸 Theライブ!
放送日時:8月9日(土)15時00分〜17時45分
       (約3時間の生放送)
URL:http://odoroku.tv/variety/boardgame/
視聴方法:・あっ!とおどろく放送局(http://odoroku.tv/variety/boardgame/
       ・モバイルサイト「あっ!とタウン」(http://atwn.jp) どちらも無料!

モバイルサイト「あっ!とタウン」での視聴には以下の点にご注意ください。
 ※NTTドコモ FOMAのみで可能です。
 ※会員登録が必要です。
 ※「パケ・ホーダイ」への加入を推奨→とんでもない金額になりますのでご注意を!
 ※専用アプリをダウンロードして視聴ください。
 ※詳しくは、「あっ!とおどろく放送局」まで。

インターネットTVなので、接続環境さえあれば、誰でもどこでも観ることが可能!
もちろん無料です! ぜひたくさんの方に観てほしい!

番組では、新大陸スタッフが様々なゲームをプレイしながら、
ボードゲームの楽しさや魅力をた〜っぷり語ります。

気になるプレイ予定ゲームは、

●冒険の醍醐味を味わえる『地底旅行』
ジュール・ベルヌの有名小説をボードゲーム化したもので、
東京ディズニーシーの人気アトラクション『センター・オブ・ジ・アース』や、
この秋公開予定の映画でも注目が高まってます。
●みんなでワイワイ、ピクチャーバトル『グラフィティ』
よくあるお絵描きゲームじゃない!
ひとヒネリもふたヒネリもあるルールと、タイムリミットの緊迫感で盛り上がり必至!

といった入荷ホヤホヤの最新タイトルを始めとして、
プレイヤーの度胸が試されるアノゲームや、バッティングが悔しくも楽しい巨匠の不朽の名作、
爆笑必至の連想ゲームなどなど、話題作や名作を遊び倒します!
(プレイゲームは予定で、変更の可能性があります)

ゲストプレイヤーとして、『Theゲームナイト』の#3「ラミィキューブ」で 、
“驚異の14枚アレンジ”を披露して視聴者を沸かせた、エンターブレインの橋井達介さんも登場!
さらに、シークレット・ゲストの電撃参戦もあるかも!?

さらにさらに! この生特番には、視聴者のみなさんも参加できます! 
インターネットTVの特性を活かして、
生放送中に視聴者のみなさんからメールを大募集!
番組で視聴者参加の企画を準備していますので、ぜひメールを送って、
みなさんも一緒にゲームに参加してください!
また、「そのプレイにひと言!」や「次の一手予想」、「ボードゲームの質問」などなど、
リアルタイムに受け付けて、おもしろいものは放送中にご紹介します!
きっと、『Theゲームナイト』へのご意見・ご感想も多数届くでしょうねえ。
あまり他の番組について語るのもアレですが、でも、そこは生放送!
出演者たちの口がどこまで滑ってしまうかは予測不能!
「こんなゲームを遊んでほしい!」、「こんな番組にしてほしい!」なんてメールには、
確信犯的に答えるヤツがいるはずです♪
みなさんからメールをドシドシ送ってください! 
番組が始まったら、コチラにメールを! sp@odoroku.tv

というわけで、8月9日(土)は、
昼は『ボードゲーム新大陸 Theライブ!』、夜は『Theゲームナイト』のダブルヘッダー!

丸一日ボードゲーム漬けでお楽しみください!


スゴ六

2008年7月2日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        ディーラー役でヒゲが登場!
みなさんこんにちは。
『カルカソンヌ』を遊んだ後、
片付けの時につい
すべてのタイルをまとめてしまってしまい、
毎回「スタートタイル」探しに苦労するスゴ六です。
さて、6月21、28日放送の#6『シンシナティ』は愉しんでいただけましたでしょうか?

前回クマッソが告知した通り、ええ、我らオフィス新大陸のドン・コルレオーネこと、ヒゲが、
この回にディーラー役として登場しております。
これまで、#1『キャッシュ&ガンズ』や#3『ラミィキューブ』などで、
解説者として声の登場はあったものの、うちのヒゲ男爵……、じゃなかったヒゲボスの出演は初。
さぞかし緊張していることだろうと、このスゴ六、
ワクワク、ハラハラしながら収録を見守っていたのですが……。
本人曰く、「演者のみなさんとテーブルを囲めるのが、もう楽しくって楽しくって!」。
チッ、落ち着き払ってやがりました。

そればかりか、出演者のみなさんからヒゲの低い声色に、
「バリトンが効いてるね」、「すぐにラジオDJになれるよ」、
「○×△(有名DJ)といい勝負じゃない?」などと賞賛の嵐!
もちろんからかい半分だったのですが、
「いや〜、そんなことないですよ」と、
ヒゲはニヤニヤと満更でもない様子。
これに気をよくしたのか、
その後の進行もゲームの仕切りも滑らかでした。チッ。
そりゃそーでしょーね。誉めてくれたのは、
いくつものテレビ番組で司会やご意見番を務める
いとうせいこうさん山田五郎さん
そして本職のDJでもあるロバート・ハリスさん
さらに声優としても有名な犬山イヌコさん
プロの方々に誉められたんですから、うれしくないはずがありません。
まあ、ヒゲの前職での上司だった青柳昌行さんだけは、
本人をよく知るだけに(そこまで誉めるかなあ?)という顔でしたが。
まっ、身内のスタッフとしてもうれしいものでしたよ。

しかし、しかしですよ。 その一方で、
スゴ六の心のダークサイドに住む“黒スゴ六”は、
「ムキーッ!」と歯ぎしりです!
だって、#5『スコットランドヤード』では、
こちとら緊張ガチガチで、
怪盗Xとしての見せ場も作ることができず逮捕され、
まるでいいとこなし。
これではヒゲと明暗がくっきりじゃないですか!
(↑なんの明暗だよ)

で、黒スゴ六は思いました。
「これは、試練を与えるべきではないのか?」と。
「テレビ出演とは簡単なものではない」ということをヒゲに理解させ、
「収録現場に巣食うといわれる、プレッシャーという名の魔物」の恐ろしさを、
ヤツに教えてやらねばなるまい、と。
先輩ボードゲーム・タレントのスゴ六から、愛の鞭を贈ってやるのだッ!!
……まあ、平たくいえば嫉妬、親心(いや、子心か?)の発露なんですが、
リハーサル時や打ち合わせ、撮影の小休止など、ことあるごとにヒゲに・・・・・・
「もうちょっと落ち着いてください」とか
「大丈夫、僕がバックアップしているから安心してください」とか
「何かあれば、モニター室からすぐに知らせますから」などなど、
アドバイスに見せかけた嫌がらせをしたんですが……
うちのヒゲ、「ありがと」とビクともしねーでやんの!

通常のオフィス新大陸の業務や対外的折衝においては、この不動心は頼もしい限りですが、
黒スゴ六の心の中では、「いかん、このままだとソツなく収録が終わってしまう!」との焦り!
(↑それでいいんだって!) 
収録中にディーラー・ヒゲが、ルール的、手順的なミスをしようものなら、
即刻、怒鳴り込んでやろうと目を皿のようにしてディレクターさんの隣でモニターチェックしていましたが、
残念なことに、幸運なことにミスはほとんどありませんでした……たった1点を除いて!
ヒゲは「公平を要求されるディーラー」でありながら、
時折プレイヤーにアドバイスするという役割ミスを犯していたのです!
(くそっ。ここがベガスで、俺がピットボスなら、裏に呼び出してコンコンと説教してやるところなのに!)
もちろん、「誰かを勝たせるためのアドバイス」ではなく、ゲームを円滑に進めるためのものだったので、
出演者のみなさんもドップリ勝負に浸ることができて、
ゲームは大盛り上がりに盛り上がりましたとさ。
(↑結局ハッピーエンド)

ジェラシーが渦を巻いてきたので、話を変えましょう。
やはりダイスは「小さな奇跡製造器」。この収録でも、
人知の及ばない筋書きのないドラマが展開されました。
コールダイス(出目を事前に宣言する)で
ビシッと決めたプレイヤー、
1/36の確率に見事打ち勝ったあの方、
勝負どころでドツボにハマって
持ち金を切り崩してしまったあの人、
救いようのない不運に襲われたプレイヤーがいる一方で、
幸運の女神をがっちり味方につけ、
トップ街道を驀進したあの御方。
さらにラストでは、あるプレイヤーが、ある事情により、
とんでもないところで勝敗のキャスティングボードを握るというミラクルも待っていて、
しょっぱなからラストまで熱いシーンが目白押し!
プレイヤー全員になんらかの見せ場がある、という劇的な展開のために、ヒゲのアドバイス程度のことは、
ディレクターさんからもまったくお咎めなしでした!(チッ、運のいいヤツ、うちのボスの人徳だなあ)

と、いうわけで、ダイスが引き起す制御不能の幸運と不運、プレイヤーに降りかかる喜劇と悲劇、
そしてラストの劇的展開と、ダイスゲームの醍醐味が爆発した#6『シンシナティ』
放送を見逃がしてしまった方は、今後、もしかしたらあるかもしれない再々放送をお待ちください。

さて、今週末は早くも#7のOA。
今回のゲームは、レースゲームの最高峰ともいわれる、あの『アベ・カエサル』です。

7月5日、12日の放送をお楽しみに!


スゴ六

2008年6月25日 『Theゲームナイト』第6回放送! 
        巨万の富か、無一文か!? ダイスが運命を決める!
みなさん、こんにちは。クマッソです。
ついに、ついに念願のイラストが完成しました!
オフィス新大陸では、
「似顔絵を作ってもらってこそ一人前」
という伝統(?)があるんです。
書籍『ボードゲーム・パラダイス』や『ボードゲームキングダム』の愛読者には、おなじみですよね?
リプレイ記事などに登場するキラ星のごときスタッフキャラたち。
みんな、それぞれの個性やゲームのプレイスタイルを、
つる爺画伯の筆で引き出してもらってキャライラストになっています。
ようやく、そのイラストが完成したんですよっ。スタッフ内ではソックリと評判のこのイラスト(笑)。
ゲーム会やイベントでみかけたら、お気軽に声をかけてくださいね。

さて、自分の話はここまでにして。
6月とくれば梅雨。最近東京では、晴天が続いたと思ったら、肌寒いくらいどんより曇ったり、
急にドシャ降りになったりと、なんだか過ごしにくい日が続いています。
休日に外出するのも、ついおっくうになりがちですが、
みなさん、7月6日はぜひゲームを遊びに、外に出てください!
先日お伝えした、ボードゲームの集い“Urvent”が、7月6日(日曜日)に開催されまーす!
今回は趣向を凝らして、ゲーム&浴衣パーティーと洒落込みます。
男女問わず、浴衣や甚平を着用の方は参加費600円引きというサービス!
お仲間やご家族、彼氏・彼女お誘い合わせの上、ぜひ遊びに来てください。
浴衣でゲームなんて、夏の先取りみたいで、ちょっとオツでしょ?
また、当日はちょっとしたサプライズをご用意しています。
サイトには書けないことなので、このサプライズはイベントに参加する方だけのスペシャル体験となります。
常連さんも初めての方も、いろいろ趣向を凝らしていますので、乞うご期待!
そうそう。今、ゲームファンが大注目している
ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作(イベントの頃には大賞が発表されていますね)や、
日本ではお目にかかるのが難しいあのゲームも出展します。こちらもお楽しみに! 

さて、そんなパーティーで盛り上がるゲームといえば、
やっぱりダイスがらみのもの。
「狙った目を出せるか否か?」の緊迫感、そして時折、
ダイスが起こしてくれる小さな奇跡が、プレイヤーだけでなく、
それを眺めるギャラリーをも巻き込んで、
一体感で包み込んでくれる。
これぞ、ダイスゲームの醍醐味だと思います。
どんなゲームでも、我々はライブ感(=プレイヤーや
ギャラリーが一緒に興奮できる雰囲気)が大事だと
思っていますが、ダイスゲームは、そのライブ感を
ストレートに引き出してくれるジャンルのゲームです。

6月21日と28日にOAされる#6では、そのダイスゲームの傑作『シンシナティ』がお題。
ダイスの運と駆け引きのバランスが絶妙な作品で、
どんなメンツでも、遊ぶたびに数々の名勝負を生み出してくれます。
ゲームの流れやルールは番組特設ページをご参照いただくとして……。
このゲームの魅力をひと言であらわすと、
ズバリ! 「カジノの雰囲気を楽しめる」ところにあるでしょう!
カジノとくれば、ラスベガスをイメージして憧れる方も多いと思います。
私も一度ベガスでカジノを楽しんだ経験がありますが、
あの熱気と興奮は日本ではなかなか味わえない、特別なものです!
この『シンシナティ』は、革製のカップに重厚なチップ、テーブルに見立てたフェルトなど、作りも豪華。
本場カジノの雰囲気を味わえるという意味でも、優れた作品といえるでしょう。

番組ではさらにその“カジノ感”を高めるために、
いつもとは違う演出を施しています。
MGMさんのご協力で本物のバカラテーブルを使用し、
特別にディーラーを立てて、
ただのゲームではなく、カジノで遊んでいるんだ!
という雰囲気作りを意識しました。
ちなみにこのディーラー、どこかで見たことがありますよね?
そう、ウチのヒゲです。
ガラにもなくタキシードなんか着込んじゃって、
すっかり本物のディーラー気取りです。
この時に備えて、アメリカ留学時代に少しだけ遊びに行った
カジノ・ディーラーの所作を、一生懸命思い出してたとか?
その成果は出てるんでしょーか?

でもそうした雰囲気作りの甲斐あってか、
出演者のみなさんには
ドップリこのゲームにハマっていただきました。
当初の収録時間をオーバーしてもなお、
「もっと続けたい!」とリクエストをいただいて、
結果、かなーり長くカメラを回しました。
それほど、プレイヤーのみなさん、
このゲームの魅力に惹かれたんですねー。
公平なディーラーとして立ち回らなければならないヒゲも、
名勝負の数々に、つい、その時々のプレイヤーに肩入れして
ディーリングしてました(失格ですね)。

ゲーマーたちには、“小さな奇跡製造器”とも呼ばれるダイスが巻き起こすドラマに加えて、
交錯する5人のプレイヤーたちの思惑、心理的な揺さぶりなど、今回も見どころが満載!

6/21・28(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』を、ぜひ楽しんでご覧ください!



クマッソ

2008年6月15日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        敗戦の怪盗X、大いに語る
こんにちは。スゴ六です。
6月7日、14日にOAされた
#5『スコットランドヤード』ですが、
きっと多くの方に観られちゃったんでしょうねえ。

もう再放送も終わっているので、今回は思いっきりネタバレでいきます!
ええ、怪盗Xを務めましたこのスゴ六、残念ながらわずか14時間(14ターン)でお縄となり、
逃げおおせることかないませんでした……。

思うんですが、言い訳って見苦しいですよね。男なら結果を黙って受け入れる……。
それこそが美学だと思います。

で、言い訳しますが! いや〜、あのメンツを相手では、怪盗が不利すぎました。
だって、刑事のみなさんのキャリアがあまりにもスゴすぎたじゃないですか!

番組でも、このスタッフルームでも触れられていましたが、
ロバート・ハリスさんのご先祖様は、
本物のスコットランドヤードで働いていたという
驚愕の事実!!!
 しかも追っかけていたホシが、
かの有名な“切り裂きジャック”だったというのですから……。
その血筋にまずビビらされました。

山田五郎さんは、ヨーロッパに留学をされていた
経験があり、イギリスにも一時期滞在。
ロンドンの地理を実地に見聞されていて、
リアルな土地勘があるのが怖かったですね。
ルーペを手に捜査する姿は、
まるでシャーロック・ホームズみたいだったし。

紅一点の犬山イヌコさんは、うれしいことにオフィス新大陸の著書『ボードゲームキングダム』や、
その前身の『ボードゲーム・パラダイス』をご存じという、筋金入りのボードゲーマー!
お仲間ともよくゲームを遊ばれていて、
『6ニムト』や『マンマミーヤ』、『バトルライン』、『カタン』なども所有。
しかも『カタン』は5,6人用拡張セットや、海カタン、宇宙カタンまで集めるほどで、
当然、ゲーム経験値高し!

映画やアニメだけでなく、ボードゲームのプロデュースや
書籍を編集した経験をお持ちの宮野洋美さんも、同じくゲーム巧者です。
オフィス新大陸のイベントにも時々ご参加いたただいて、ガンガン、ゲームを遊んでいる方ですから、
そりゃ強いですよ。収録の数日前に予行演習していたそうですし。

そして、これらの個性豊かな刑事をまとめていたデカ長こといとうせいこうさんは、
とにかく勘が鋭すぎました! 番組をご覧になった方はわかると思いますが、せいこうさん、
何度かボクの潜伏マスをズバリ指さしてるんですよね。あの時は冷や汗モノでした!

というように、今回の刑事チームは、
警官の血を引く方やロンドンに精通した方がいて、ボードゲーマーもいて、
絶対的な捜査勘の持ち主もいるという、まさに最強の捜査陣!


でも、今になって冷静に考えれば、
こうした刑事さんたちのキャリアが即、
『スコットランドヤード』での刑事スキルに
直結するわけではなかったはずなんですよね。
でも、収録リハーサルの時点でそれぞれの経歴や知性、
推理力を知っちゃってたもんだから、怪盗スゴ六、
強烈な心理的なプレッシャーを感じてました、
本番前から。

これに加えて、カメラの前という緊張感。
『キャッシュ&ガンズ』やスカパーなどで少々テレビ出演の
経験ありといっても、まだまだ慣れるには程遠い状態。
この2つの重圧のせいでしょう。
放映ではもちろんカットされましたが、実は怪盗スゴ六は
スタート直後に大変なミスを犯していたのです。

怪盗スゴ六のスタート地点は、ボード上部の「13」でした。
ここは、地下鉄、バス、タクシーが乗り入れているターミナル駅。
なので、決して悪い場所ではないのですが、あろうことか初手に移動したのは「25」。
『スコットランドヤード』をお持ちの方はお確かめいただけると思いますが、
ボード上で「13」と「25」は位置的に隣接していますが、
実はこの2マス間はいかなる交通手段でも移動できないのです
(このゲームで絶対犯してはいけない痛恨のミス! っていうかズルになってしまう!)。
何度もこのゲームを遊んでいるのに、どうしてこんなミスをしたのか……。2つの重圧のせいですよ。

しかもミスは続きます。移動しちゃいけない「25」に動くつもりだった上に、
記録盤にはボードの数字を見間違えて、「26」と書いちゃったのです!

初手からの二重ミスで、モニター前ではディレクターさんたちが大混乱だったことでしょう!
しかし、幸いすぐに自分のミスに気づき、ヒゲのボスが怒鳴り込んでくる前に、
カメラを止めてもらい、仕切り直しとなりました(ひー、あびねー)。

ヒゲ注:
ホントに「幸いすぐに自分のミスに気づ」いてたのか?
カメラを止めたのはアンタじゃなく、嶋田ディレクターです!
モニターチェックしながら、一同、冷や汗をかかされましたっ!
身内からは「新大陸の面汚しだ!」と罵声が飛び、
ウイッシュカンパニーのSさんは頭をかきむしり、Tさんは「これ、かなりマズいやり方ですよね」
と優しげながらもチクリ。オレが現場に怒鳴り込む寸前、
嶋田ディレクターがインカムで「止めて止めて!」と指示を出したというのが実際のところ。

このしょっぱなの大ミスのおかげで、すでに怪盗スゴ六のメンタルはボロボロ
刑事さんたちにスタート地点がばれていなかったので、再度「13」からスタートだったのですが、
「今度は絶対ミスをしてはいけない」という思いが、その後のすべての移動プランを狂わせました……。

「13」からなら、地下鉄で大きく移動できるという利点がありながら、それをまったく活かすことなく、
ボード上部の「4」へタクシー移動なんて、ショボショボの逃げ方をしてしまったのです。
この移動がどれくらいヒドイかを、ゲームをお持ちでない方のために説明すると、
「4」のマスはボード最上部にあり、そこから先は以前いた「13」に戻るか「3」に行くかの2択しかない。
しかも、バス、地下鉄は使えない場所。

これがのちのちまで響きました。将棋でいえば端歩をしたような、無駄な一手。
ただでさえ凄腕刑事たちが相手なのに、自ら選択肢を狭めてしまったのです。
本来、怪盗Xの逃げ方としては、出現ターン時にはターミナル駅に現われ、
そのまま大きく移動して刑事を引き離すか、ブラックチケットで姿を消すというのがセオリーですが、
こんな移動をしていては、肝心のターミナル駅にたどり着けません。

おまけに3ターン目の怪盗の出現以降は、刑事たちが一気にボード上部に殺到して来て、
怪盗スゴ六はボード下部へ逃げることが不可能になり、
X最大の武器である「テムズ川を船で移動する」ことを封じられてしまいました。
それを封じたのは、自分自身ですが……。

序盤から早々にダブルムーブチケットを2枚使用してしまったのも、初動でもたついたためです。
刑事たちに一気に間合いをつめられたので、姿を見せないターンでも、
実は刑事の移動によっては1ムーブで捕まる場所にいたんです。
一か八か、刑事に隣接するマスをすり抜けるという博打もあり得ましたが、
(もしもそこで捕まってしまったら……)と思うと、そんな賭けに出ることはできませんでした。
で、2回目の出現となる第8ターンまでに、ダブルムーブを2枚も使っちゃったというわけです。

ヒゲ注:
実はこれ以外にも凡ミスはあったんですが、
彼の名誉のために伏せておこう。

このツケは大きいものでした。
自分のミスに加えて、追ってくるは優秀な刑事さんたち。
怪盗スゴ六は、あっという間に
ボード左上(リージェントパークの下のあたりですね)に
追い詰められます。

10時間(10ターン)頃には、
いとう刑事にターミナル駅周辺をガッチリ押さえられ、
犬山刑事には尾行され退路を断たれます
(刑事の1人は怪盗の出現地点から尾行すべき、
というのもこのゲームのセオリー。
犬山さん、ご存じだったんだろうなあ)。
宮野刑事とハリス刑事が後詰にバッチリ控え、
ジリジリと包囲網は狭まるばかり。
現状を打破すべく、狭い路地に入って刑事たちを煙に巻こうと、最後の脱出を試みますが……。
ラストはご存知の通り、比較的遠くにいたはずの山田刑事がいつの間にか現場に迫ってきていて、
あえなく御用となりました。

言い訳って見苦しいですよね。男なら結果を黙って受け入れるのが美学だと思います。
でも最後にひとことだけ。

「もう1回やらせてください」


スゴ六

2008年6月7日 『Theゲームナイト』第5回放送! 
        推理の果てに待つものは? 名刑事たちと大怪盗の追跡劇!
少し前になりますが、去る5月17日に、
オフィス新大陸や仲間たちが主催している
恒例のボードゲームイベント“Urvent”が開催されました。
今回も多くの人たちとボードゲームを囲み、
スタッフも思う存分楽しむことができました!
参加してくれたみなさん、ありがとう!
このイベントは、もともとコアなゲームファンよりも、初心者が多いのですが、
うれしかったのは「番組を観てボードゲームに興味を持った」、
「番組で紹介されたゲームを買って遊んだら、とてもおもしろかったからいろんなゲームをやりたくなって、
このイベントに参加した」という人たちがいたことです。
こうしてボードゲームの楽しさを広げていくことが、オフィス新大陸の一番の願いですから、
こうした反響はとてもうれしいですね!
ちなみに、第3回にご出演いただいた橋井達介さんは、このイベントの常連。
実はこの日は、彼以外にも今後の出演者が参加されていたのですが、
それはこれからの放送を観てのお楽しみに!
次回のUrventは、7月の予定です。
ゲームのルールはホストが説明するので、初心者の方も気軽に参加してください。
もちろん、ボードゲームのファンや玄人も歓迎!
ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作など、新作や話題作も遊べますよっ!

さて、今夜(と6月14日)は
第5回『スコットランドヤード』のOA日です。
霧のたちこめるイギリス・ロンドンを舞台に、
世界に名高い「スコットランドヤード」こと
ロンドン警視庁の刑事たちと、神出鬼没の
怪盗Xが繰り広げる追跡劇を描いたこのゲーム。
1983年の発売以来、今なお世界中で愛され、
ファンを増やし続けるロングセラー・ゲームで、
日本でも古くから輸入されてきたので
ご存じの方も多いでしょう。
ルールやこのゲームの特徴は
こちらの番組特設ページに譲るとして……
ここでは『スコットランドヤード』の人気の秘密をご紹介しましょう。

「ロンドン」「スコットランドヤード」「追跡」と三拍子そろえば、
世界最高の推理小説『シャーロック・ホームズ』の世界を思い浮かべる人も多いでしょう。
このゲームは、推理やサスペンスが好きな方に楽しんでもらいたい作品です。
まさに、プレイヤーの知力や推理、心理的な駆け引きを巧みに描いたゲームだからです。
ゲームボードには、ロンドンの町並みが精緻に写し取られていて、
地名や区画まで忠実に再現されています。
このロンドンの町を、ところ狭しと、怪盗Xと刑事たちが駆けめぐり、壮大な推理合戦を繰り広げます。
地下鉄やタクシー、バスの交通網が複雑に入り組んだロンドンはとにかく広く、
刑事たちは複数でチームを組んで怪盗を追い詰めていきます。
そう、このゲームは怪盗X役の1人と、それ以外の複数のプレイヤーが対決するユニークな形式なのです。

手がかりは、時折ゲームボード上に現われる
怪盗Xの出現位置と、その後に使う移動のチケット。
ボードのマスによっては、
利用できる移動手段が限られるので、
刑事たちは怪盗が現われたマスとチケットから、
ホシがどこに逃げたかを推理するのです。
もちろん怪盗側も、
刑事たちのトークや移動の様子を見ながら、
推理力や勘を働かせて逃げ切ろうとします。

つまり刑事側と怪盗の双方に、
知力と推理力が求められるのです。
ドイルやルブラン、クリスティーなどの
世界が好きな人はたまらない作品ですし、単純な“鬼ごっこ”としても楽しめるゲームでもあります。
この懐の深さが、ドイツ年間ゲーム大賞などの輝かしいアワードを受賞せしめた由縁でしょう。

他にも、怪盗Xだけが使える
ダブルムーブ(2回連続移動)や、
ブラックチケット(移動手段を隠せる・船に乗れる)
といった味付けが、
ゲームにさらなる広がりを持たせています。
プレイヤーだけでなく、見る者まで緊迫させ、
のめり込ませるゲームといえるでしょう。
特に怪盗Xが出現するターンは、
刑事・Xの双方が最も緊張する瞬間であると同時に、
このゲームの最大の見どころにして、
最も盛り上がるシーンです。

……ところで今回、怪盗Xを務めたのは、第1回の出演でおなじみの(?)、
我がオフィス新大陸の双六屋カゲゾウです。
彼の仕草や緊張感あふれる表情も、見どころの1つかもしれません(笑)。
ちなみにデカ長を務めたいとうせいこうさんは、
収録後、「今度は怪盗X側をやってみたい!」とお気に入りの様子。
刑事側、X側の双方で楽しめるゲームなのです。

ともあれ、
推理とチームワークで、刑事たちが怪盗Xを捕まえるのか?
その裏をかいて、怪盗Xが見事逃げ切るのか?

6/7(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』で
ロンドンを舞台にした大捕物の行方をお楽しみください!



クマッソ

2008年6月3日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        出演者のみなさんのゲーム歴は?(PART2)
こんにちはスゴ六です!
BS日テレの『Theゲームナイト』番組公式サイトには
“ご意見フォーム”があるのですが、みなさんからの温かい励ましや、
番組への感想が数多く届いており、スタッフ一同感激しています。
本当にありがとうございます。

さて、第4回放送分の『ピラニアペドロ』はいかがだったでしょうか?
主人公のペドロは酔っ払いで、目を覚ますと、なぜかそこは河の中州!
周りには河の急流やピラニアがうじゃうじゃいて危険だらけ!
プレイヤーは石(本物の石です!)を使って、
彼を溺れさせないように誘導するという、
コミカルなパーティーゲームです。

出演者は、いとうせいこうさんみうらじゅんさん
加藤理恵さんバカリズム升野さん
バカタール加藤さん(週刊ファミ通編集長)という
今回も盛り上がり必至の強力な布陣です。 

ゲームテーマがコミカルな上に、
この顔ぶれですからトークがムチャクチャ盛り上っています!
ラストは、プレイヤー同士の暗黙の連携プレイにより、
ペドロがあらぬ方向にヨタヨタ・・・・・・。
しかもそれは、どうも特定のプレイヤーを狙った、
他の全員による罠だったようです。
恐ろしいのは、各プレイヤーが暗黙のうちにはりめぐらせた罠がきっちり作動し、
コンビネーションとなって、しっかり発動されてしまったこと。
抱腹絶倒の笑撃的な結末を迎えています。

さて、今回はまだご紹介しきれていなかった、
出演者の方々のゲーム歴をご紹介しましょう。

ファンの期待通りのファンキートークで、
場を沸かせに沸かせてくれたみうらじゅんさん
放送でも流れた「ピラニアのキーホルダー」のエピソードは、
出演者はもちろん、
収録現場にいたすべての人々の大爆笑を誘いました。
ほかにも爆笑ネタはたくさんあったのですが、
尺の都合で割愛。うーん、残念。
どこかでお披露目の機会があれば、
みなさんにも楽しんでもらいたいと思っています。
番組中にいとうさんがみうらさんのことを、
「この人、こう見えて棋士だから」とおっしゃっていたのでピンときた方も多いと思いますが、
みうらさんは将棋を愛好されているそうです。
なるほど、トーク内容とはまったく対照的な、慎重で手堅い打ち回しは、
棋士ならでは深読みスタイルと知れば納得。
また「人生で冒険してきたから、ゲームでは冒険しないんだよねぇ」とのコメントも、
意味深でした。みうらさんには熱狂的なファンが多く、
ご本人公認の『みうらじゅんの正しい自由研究』なんてウィキページまであります。

加藤理恵さんとは収録直後にお話ししたところ、小さい頃に『人生ゲーム』をよく遊んだとのこと。
それに加えて、ご本人の『かとりえブログ』を拝見したところでは、
ゲームであればアナログ、デジタルかかわらずまんべんなく遊ばれているようです。
(ゲームをカスタマイズしたり、創作トランプゲームも編み出したりと、探究心も旺盛のご様子!
 でも、既存のゲームを自作することはご法度ですよーッ!!)
『ラミーキューブ』でのすばらしいアレンジや、『ピラニアペドロ』での鋭いカウンティングなどは、
このあたりにヒミツがあるのかもしれません。

バカタール加藤さんは、2月に1000号を突破し、
世界最大の発行数を誇る『週刊ファミ通』の編集長。
この番組の企画人で、我らのボスである
ヒゲの出身母体でもある、エンターブレインの方です。
手番には、ペドロを「森方向に動かしがち」なことを看破され、
「森の人」とあだ名されたバカタールさん
(けっこう太陽方向にも動いてましたが)。
普段のご本人と同様に、プレイスタイルもユニークで、
独特の雰囲気をかもし出していましたね。
バカタールさんはファミ通で『ボードゲームでポン!』という
連載を持っていたこともあり、また、
“貴族の会”という社内ボードゲーム・サークルを
主催していたことでも有名。
同じ時期に、ヒゲも同じ社内でボードゲームを遊んでいたわけですが、
なぜか当時は2人の接点は薄く、社内ではすれ違う程度。
今回の番組が縁で、今後は「一緒にボードゲームを楽しもう!」と意気投合したとか。

放送回は1つ前になりますが、第3回『ラミィキューブ』にご出演いただいた橋井達介さんは、
以前もお伝えしたように、オフィス新大陸が作っている『ボードゲームキングダム』の担当編集者さん!
書籍制作時には、常に新大陸スタッフに交じってゲームプレイし、
プライベートでも我々や仲間が主催するゲーム・イベントに参加して、精力的にゲームを楽しんでいます。
最近は、ドイツやアメリカのゲームが中心ですが、
「本当は長〜いウォーゲームをやりたいんだよなあ」というのが口癖。
この『Theゲームナイト』が、みなさんの応援で長寿番組になれば、
いつかどこかでウォーゲームを取り上げることができるかもしれません。
その時は、橋井さん、ぜひまたご出演を!

こうして今までのプレイヤーを振り返ってみると、ゲームシーンにそれぞれの個性が表われるだけでなく、
ゲーム歴や愛好するゲームによっても、プレイスタイルに違いが出てくることがわかります。
時には、人生哲学までもにじみ出ているかもしれません。
番組でゲームを楽しみつつ、プレイを通じてにじみ出てくるプレイヤーのパーソナリティーを
垣間見るのも一興ではないでしょうか。


スゴ六

2008年5月28日 『The ゲームナイト』第4回 
        あっちこっちへフ〜ラフラ 千鳥足のペドロをめぐる緊張と笑いの渦!
『The ゲームナイト』も、
おかげさまでもう4回目の放送が始まっています。
「この番組をきっかけに、ボードゲームのおもしろさを知った」
という声が増えていることが、我々にとって一番の喜びですねー。

当初から、ボードゲーム・ファンの多くはこの番組を楽しんでくれるだろうと思っていましたが、
ゲームをまったく知らない方からも広くご支持いただいていることが、我々の励みになっています。

あっ、申し遅れました。スタッフのクマッソです。
何度かオフィス新大陸の雑誌やWebにも登場しているんですが、ここには初登場です。
恒例のスタッフイラストはまだ完成していませんが、ドイツとゲームを愛する九州男児です。
近日、イラストのお披露目をしたいなあ、と。以後、お見知りおきを。

さて、番組へのご意見やご感想は、
当サイトのにも多数お寄せいただいていますが、
『Theゲームナイト』番組公式サイトの「ご意見・ご感想フォーム」や
「プレゼントコーナー」にも送っていただくことができます。
番組へのホメ言葉や激励は公式サイトの方へ(笑)。
「こんなゲームを取り上げてほしい」、「紹介されたゲームの輸入はいつ?」などの
“専門的な”お問い合わせやご意見は、当サイト宛てにお寄せください。

これまでにいただいたご意見の中には、
「子どもも一緒に楽しめるゲームも取り上げてほしい」
というリクエストもありました。
おまかせください。
第4回放送の『ピラニアペドロ』は、
とてもシンプルなルールのゲームです。
ピラニアや河の急流が渦巻く危険な中洲に取り残された
ペドロを、プレイヤー全員で動かし、ピンチから救う、
というのがテーマ。
ですが、実際にはペドロは個々のプレイヤーの思惑で、
あっちこっちへフ〜ラフラと動いてしまいます。笑いと絶叫の絶えないゲーム展開になるでしょう。

このゲームに勝つには、逆の発想で「負けを1人作り出す」ことになるのですが、
お子さまと一緒に遊ぶ際には、ゲームの本来の目的である
「ペドロの救出」をメインに遊ぶと良いのではないでしょうか?
それでも、誰かは脱落して負けてしまいますが、そこにハプニングやドラマ、笑いが生まれること必至です。

詳しいルールや番組の見どころは、番組特設ページに譲るとして、
ここでは『ピラニアペドロ』の楽しい雰囲気をみなさんにご紹介しましょう。
舞台となる河(おそらくアマゾン河でしょう)には、恐〜いピラニアたちがうようよいます。
しかし肝心のペドロは酔っ払っていて、足元もおぼつかない状態。
プレイヤーたちは、方角と歩数を示すカードを使って、
ペドロが川に落ちないようにうまく誘導していかなければなりません。

でも、プレイヤーは思い通りにペドロを動かすことはできません。
このゲームでは、そのラウンドで使うカードを、
先に全員一斉に決めた後から、ペドロを誘導していくのです!
ですから、手番が後のプレイヤーたちは、自分より前のプレイヤーたちが
ペドロをてんで勝手に移動させる様子を、ハラハラしながら見守ることしかできません。

「そのままだとゲームボードから落ちちゃうよ!?」
「そっちじゃない! 滝の方に進んで!」
「もう足場に置く石がないよ……!」
なんてハプニングがバンバン起きるのがこのゲームの楽しさです。

ゲーム中で使う石が、ナント! 本物の石というのも、
海外産ゲームらしさでしょう。放送でも、
みうらじゅんさんいとうせいこうさんが、
しきりにこの石に触れています。
正直言って、大きさも形も不ぞろいで、ペドロコマが
またげないような巨大な石まで混ざっていますが、
こういうアバウトさもドイツ製品ならではのご愛嬌。
日本だったら、おそらく樹脂かプラスチックで、
規格通り寸分の狂いもない石パーツが使われるのでしょう。
でも、環境保護に熱心なドイツでは、
できるだけ紙や木の天然資源(それも廃材を中心)で製造されるのが一般的です。
数年前には、市場にプラスチック製商品が蔓延し、
消費者から「環境にダメージを与えている!」と大きな不買運動が起きたことも。
子どもから遊べるシンプルなゲームシステムにも、祖父母から孫の代まで家族が1つの家で暮らすことの多い、ドイツの特徴が表わされています。

ちょっと本題から逸れてしまいましたが、ともあれ、
そんなドイツらしい『ピラニアペドロ』(キャラクターは明らかにメキシカンなのですが……)を、
いとうせいこうさんをはじめとするプレイヤーたちが、どう楽しんでいるか?

まだご覧になっていない方は、ぜひ、
5月31日(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』の再放送でお楽しみください!


※この回にご出演いただいたバカタール加藤さんが編集長を務める、
 『週刊ファミ通5月23日発売号(木下優樹奈さんが表紙)』で、
 番組の模様が紹介されています。こちらもチェック!



クマッソ

2008年5月14日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        怒濤のアレンジに新大陸スタッフも「ギブアップ!!」
みなさんこんにちは、スゴ六です。
今回のネタに行く前に、みなさんにお知らせ!

局(BS日テレ)の番組公式サイトがグランド・オープンしました〜!
これまでも紹介ページはあったのですが、
ウチのサイトにはない番組情報が盛りだくさんの公式サイトが、現在、新たに立ち上がっています。
こちらもぜひご覧ください!

さて、第3回放送の『ラミィキューブ』(5/10、再放送5/17)、楽しんでいただいていますか?
いとうせいこうさんバカリズム升野さん
加藤理恵さん橋井達介さんの4名が、
イスラエルで考案された傑作タイルゲーム
『ラミィキューブ』で激突しています。

今回のスタッフルームは、ちょっと趣向を変えて、
収録現場の舞台裏をご紹介しましょう。
『ラミィキューブ』の最大の魅力といえば、
やはり場のタイルを組み替える“アレンジ”に尽きます。
特に多数のグループやランを使ったアレンジは、
プレイヤーのヒラメキ構成力が発揮される最大の見せ場といっても過言ではありません。
このゲームを遊んでいると、「うわっ、そんな組み替えがあったの!?」と驚かされることもしばしば。
ギャラリーをも魅了するような妙手が、次々に生まれるものです。

この収録以前から、スタッフはこのアレンジを
「視聴者にいかにわかりやすく見せられるか?」
という命題を抱えていました。
プレイヤーがせっかく見事なアレンジを披露してくれても、
このゲームを知らない人に
そのスゴさが伝わらなければ意味がない。
そこで、本放送をご覧いただいた方にはわかるように、
注目のアレンジが生まれたシーンに、
その内容を解説する画面をインサートしました。
このインサート、あちこちで評判のようで、
「とてもわかりやすかった」、
「(未経験だけど)あの説明画面でラミィキューブの
 楽しさがつかめた」といった感想をいただいています
(褒めてくれたみなさん、ありがとねー!)。

この説明インサートを作るために、
実は新大陸スタッフには大きな使命が与えられていました。
それは、「すべてのゲーム展開を、同時進行で再現する」
という重要ミッションでした。
スタッフは別室にもう1セット、ゲームを広げ、
ゲーム展開をモニターでチェックしながら、
4人のプレイヤーの一手一手を
リアルタイムで再現していたのです。
ええ、もちろん、誰がどのタイルをどの順に出したか、
場のどの役とジョイントしたか、
どこをセパレートしたかに至るまで、寸分の狂いもなく!
ゲーム全景や各自の手は
しっかり映像で押さえられているとはいえ、
説明インサート画面を作る資料にするため、
我々も場の状況を逐一デジカメで撮っていたのです。
このミッションを与えられたのは、私スゴ六とアネゴの2人。
いやあ、これはもう大変な作業でした。
だって、プレイヤーのみなさん、速いんだもん!
我々の想定を凌駕するアレンジが次々に発生したし、
その動きがもう、とにかく速すぎて……!

「赤4に青、黒くっつけてグループ! はい、次! 
 青のランから3取って、別の青ランに!
 違う、そっちじゃない! 2の前!」
「えっ? どのラン? どっち?
 ちょ、ちょっと速すぎるよッ!」

ってな感じで、収録現場と壁1枚を隔てた場所では、
スゴ六とアネゴの絶叫が飛び交っていたのでした♪
特に1回戦の終盤には泣かされたなあ。
一瞬のうちに大量のグループ・ランが
どんどん分解・再構築され、
怒濤と言うしかない圧倒的なアレンジ
生み出された、あのシーン、
確かにラミィキューブの神が宿ってましたね。
かとりえさん、スゴすぎです……。せいこうさんが、
彼女を「ラミィ師」なんて呼んだのもトーゼンでしょう。

正直に告白すると……実はこの時、スゴ六もアネゴも、
彼女の最後のアレンジだけは追い切れていなかったのです。
2人がかりでも捕捉しきれず、
「ひゃー、ついていけないよぉ」。
この時だけは、再現をギブアップしてしまいました! 
まあ、後から映像でこの部分だけは確認して、
事なきを得ましたが……
(じゃあ、最初から映像だけで良かったのでは?
 ってことじゃないですよっ。アネゴと2人での再現も
 きちんとインサートに活かされた……はずです)。

番組後半の第2回戦でも、橋井さんが一手番で、
実に14枚ものタイルを使うというビッグプレイ
で魅せてくれます。
この時も、別室の我々2人は「ぎゃー!」。
再現にてんやわんや。ちなみにこの橋井さん、
オフィス新大陸のファンの方ならご存じのように、
我々の書籍『ボードゲームキングダム』シリーズの
担当編集さんで、イベントBGKでもおなじみ。
番組を観て、「あっ、この人は!?」と思った方も多いでしょう。
さすが、ゲーマー編集者の面目躍如ってとこでしたね!

ともあれ、舞台裏ではこんな騒動も起きていた第3回『ラミィキューブ』。
スゴ六とアネゴの絶叫は、同時に嬉しい悲鳴でもありました。
なぜなら、我々の叫びは、スーパーなアレンジが続出した証拠であり、
『ラミィキューブ』の魅力が最大限に発揮された結果だからです。
1回戦、2回戦ともにハイレベルな攻防が繰り広げられ、実に見ごたえのある名勝負となりました。

見逃がした方、そして一度ご覧になった方も、
5月17日のオンエアで“アレンジの妙”を楽しんでいただければと思います。
ああ、このシーンの裏側で、2人が悲鳴を上げてたんだな、と……(笑)。

5/17(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』で
『ラミィキューブ』の醍醐味を存分に堪能してください!



スゴ六

2008年5月6日 『Theゲームナイト』第3回放送直前! 
        ひらめき、それとも熟考? 数字の神秘に迫る好勝負!





みなさん、GWはいかがおすごしですか?
オフィス新大陸スタッフはもちろん、
番組の研究や今後に備えてゲーム三昧(笑)。
次はどんなゲームを取り上げようか、
どれを視聴者に楽しんでもらおうか、
と考えながら検証プレイに連休を費やしています。

番組には、
「今回出演者が遊んでいたゲームはどこで買えるの?」
という問い合わせも増えているようです。
オフィス新大陸でも、もう少ししたらまた輸入販売を整えますので、
あとちょっとお待ちくださいね。

さて、第3回放送でお届けするゲームは、
数字の神秘をモチーフにした、
イスラエルの名作『ラミィキューブ』
4色の1〜13のタイルを使って、
様々な役を生み出していくゲームです。
詳しいルールや番組の見どころは、
番組特設ページに譲るとして……。

このゲームの奥深さは、
自分の手持ちタイルを使うだけでなく、
すでに場に出された役を分解したり組み替えられること。
もちろん役は自分が出したものだけじゃなく、
他のプレイヤーの役も自由に使うことができます。
ちょっと見方を変えるだけで大逆転のチャンスが生まれたり、
勝利目前だったのに、直前のプレイヤーに
自分の役を利用されて敗北に追いこまれたり……。
ハッタリや心理戦のゲームではありませんが、
決して個人の手元で完結するゲームではなく、
それどころか他人との乗っかり合いや思惑がからみ合う、
これまた名作中の名作です。
“ひらめきや柔軟な思考の妙”をお楽しみください。

今回は#1,2とは異なるメンバーも参戦。
従来とは違ったゲームスタイルも観られることでしょう。
第3回放送では、
『ラミィキューブ』の楽しさをより味わえるように、
視聴者のみなさんもゲーム展開を考えられるような
工夫を凝らしています。
友人・家族と一緒に頭のやわらかさを競い合ってください。

4/10(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』で
一緒にパズルを悩み解きましょう!



オフィス新大陸 スタッフ一同

2008年5月1日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        プレイヤーのコメントや仕草に注目!
スゴ六です。ますます絶好調のBS日テレ『Theゲームナイト』
第2回放送の『マンハッタン』(4/26、再放送5/3)は楽しんでいただけましたか?

スタッフルームでは、収録の裏話や出演者の方々のお話をお届けしていますが、
今回は第1回『キャッシュ&ガンズ』、第2回『マンハッタン』でのいとうせいこうさん
ロバート・ハリスさんについてお話ししたいと思います。

出演者のみなさんの“ゲームセンスの高さ”には、
普段からゲームを遊び倒している
オフィス新大陸スタッフも毎回驚かされます。
プレイのうまさや戦術の立て方などの
ゲームスキルはもちろんのこと、
それぞれの“魅せる打ち回し”に、
スタッフ一同、感嘆・驚喜されられています。
リハーサルの最中には、
みなさん真剣な眼差しでルールや戦術を確認していますが、
いざカメラが回ると、ガラリと雰囲気を変えて、
時にはリハーサルとはまったく違ったプレイを披露したり、
なんてことも……。

ちょっとだけネタをバラしてしまうと、
ゲームの対戦パートには、ほとんど台本がありません。
誤解のないように書くと、段取りの台本はありますが、
プレイ中のトークや要所でのコメントには、
あえて台本を用意していないんです。
それは当然ですよね。ゲーム展開や勝敗を
あらかじめ想定することはできないので、
事前にトークの台本を書くこともできない。
だから、いとうせいこうさんの仕切り方や、
ゲームへの感想、含蓄のあるシメのコメントなどすべてが、
いとうさんご本人の感覚から生み出されるものなんです。

この番組に、「出演者が楽しんで遊んでいるのがいい」、
「ライブ感や場の雰囲気が伝わってくるのがいい」とお褒めの言葉をいただくこともしばしば(感謝!)。
そうした部分は、プレイヤーのみなさんの素直で、鋭いゲームセンスから生み出されているんですよ。

ロバート・ハリスさんも、プレイスタイルそのものにギャンブラー気質がバリバリ感じられて、
スタッフの心に刺さりまくっているプレイヤーです。
例えば『マンハッタン』でのハリスさんのコメントが象徴的でした。
「乗っ取る時は、圧倒的な力ですばやく致命的なやり方じゃないとだめだね。」
まじりっけなし、純度120%のギャンブラーなコメント!!!
海外生活の間、バックギャモンやカードでヒリヒリとした真剣勝負を実体験してきた、
ハリスさんならではの箴言です。
みなさんも、OAでこのコメントを観て、グッときたんじゃないですか?
見逃がした方は、ぜひ再放送でチェックしてみてください。

その実、これだけ攻撃的なコメントをした直後に、
「ボクは心を入れ替えて、ラブ&ピース商会でいきます。」
なんてユーモア交じりに全員に言い放ち、後半戦に臨んでいました。
ついさっきまで、肉食獣のような視座にいた人から、正反対のコメントですよ。
本心を、あえてユーモアで隠してブラフをかましたのか? それはOAからみなさんご想像ください。
こんな緩急自在のプレイをするハリスさん、本当にカッコイイ!
そういえば、#1の『キャッシュ&ガンズ』でも、撃たれた時、
パチンとキャラクターカードを倒す仕草もキマってました!
(けど、一緒にテーブルを囲んだスゴ六としては、
「ハリスさん、顔は笑ってるけど、本当は怒ってるんじゃ?」なんて少しビビりました)。

どんなゲームにも、プレイヤーの本性が出てしまうもの。
『The ゲームナイト』でも、出演者のみなさんの個性や素が、トークやコメント、仕草にくっきりと出ています。
こんなところも、この番組の見どころの1つではないでしょうか。
またの機会に、他の出演者の素顔にも迫ってみましょう。
プレイヤーの一挙手一投足、コメントひとつに至るまで、見逃がさず番組をお楽しみください。


スゴ六

2008年4月24日 『Theゲームナイト』第2回放送直前! 
        キャラ立ちまくりのビルオーナーたちが巻き起こす大事件





『Theゲームナイト』 第1回放送、いかがでしたか?

番組やオフィス新大陸にたくさんの感想を
お寄せくださったみなさん、ありがとうございます!
「観ているうちに徐々にルールがわかって、
最後は潜入捜査員が誰なのか、一緒に考えてました!」
というゲーム未経験の方、
「次はどんなゲームがOAされるか、今から楽しみ!」
というメッセージ、
そして「待ちに待っていた番組が始まった!」という
ボードゲーム・ファンからの声・声・声!
(これが一番多かった)すべてが我々の励みになります!

さて、第1回放送の興奮醒めやらぬうちに、
いよいよ今週土曜日は第2回の放送です。
今回プレイヤーたちが鎬を削るゲームは───
『マンハッタン』。プレイヤーは6大都市にビルを
建設しながら、世界のビル王の座を奪い合うという、
なんとも豪気なゲームです。
ゲームが進むにつれてビル群が高くそびえゆく様子は、
まさに摩天楼の都を思わせます。
自らの力だけでビルを大きくしていくか、
ライバルと共闘して一緒にビルを高くしていくか、
それとも隙を衝いて、他人のビルを乗っ取るか───

派手なアクションと騙し合いが楽しかった
前回の『キャッシュ&ガンズ』から一転、
今回は、戦略性の高い思考系ゲームの『マンハッタン』。
気になる出演者は、前回『キャッシュ&ガンズ』で
すばらしいゲームセンスを披露されたあのメンバー!
今回はどのような勝負を見せてくれるでしょうか。

4/26(土)23:00〜 BS日テレ
『The ゲームナイト』をお楽しみに!



オフィス新大陸 スタッフ一同

2008年4月21日 『Theゲームナイト』 ちょっとイイ話
        出演者のみなさんのゲーム歴は?
スゴ六です。BS日テレでついに始まった『Theゲームナイト』
初回が4/12、そのリピートが4/19に放送されましたが、みなさん観ていただけましたか?

さて、このスタッフルームでは、これから番組の情報はもちろん、時々、収録のマル秘話や出演者の方々の裏話などをお届けしていこうと思っています。

第1回放送では、スゴ六もプレイヤーとして
出演していたわけですが、収録の休憩時間に、
出演者のみなさんとお話ししました。
スゴ六の興味は、みなさんのボードゲーム歴について。
なぜならOAをご覧いただいた通り、
みなさんゲームの打ち回しが本当にうまい!
あのゲーム勘がどこで培われたのかを
お聞きしたかったのです。

スゴ六のリサーチによれば、
ゲームプレイと同時に進行役をこなしていただいた、
いとうせいこうさんはチェス愛好者。
ご自身のオフィシャルサイト『WATCH SEIKO』にも
チェスのコーナーを設けるほどお好きとのこと。
チェスに関する歴史や、その思想などに
最も興味を惹かれるそうです。

ロバート・ハリスさんは、ご自身のブログ
『EXILES weblog』でもよく触れられていますが、
若い頃に世界を放浪。
旅先でポーカーやバックギャモンで生計を
立てていたこともあるという、本物のギャンブラー!!!
『キャッシュ&ガンズ』終了後にお聞きしたところ、
「オープンされたすべての実弾は、しっかりカウンティング
していたよ」だそうです(さ、さすが!)

ネタやご自身のブログ『架空升野日記』と同様に、
トリッキーなプレイでゲームを攪乱してくれた
バカリズム升野英知さん
ゲームセンスの秘密は、幼少期にありました。
小さい頃、よくおじい様と将棋を指していて、勝つたびに、
ごほうびを兼ねたおこづかいとして
500円をもらっていたとのこと。
しかし升野さんが腕を上げ、勝率が高くなるにつれて
ごほうびの額は徐々にダウン。
最後は50円になってしまったそうです!

中里真美さんは、大人になってからはボードゲームとは
ご無沙汰だったそうですが、
小さい頃にはよく『人生ゲーム』で遊んでいたとのこと。
その頃の経験と勘の賜物でしょうか、
ゲーム慣れした男性陣を相手に堂々たるプレイっぷり。
ご自身のブログ『ぴくぴくうさ子』にも、
そのあたりのことが書かれていましたね。
特にゲーム終盤で、「潜入捜査員は升野さん」と
見抜いた眼力はスゴかった〜!
このゲームに慣れているスゴ六もビックリでした!

という感じで、このスタッフルームでは随時、
番組情報や他では見られない
「ちょっとイイ話」をお伝えしていく予定です。
もちろん本編の『Theゲームナイト』では、毎回個性豊かなプレイヤーをお招きして、
ボードゲームの魅力をみなさんにお届けしていきます。
毎週土曜日の23時をお楽しみに〜。


スゴ六

2008年4月9日 スペシャル速報! 新番組『Theゲームナイト』放送開始!
ハイホーッ!!! 臨時速報、臨時速報です!
ボードゲームを愛するすべての方にビックニュースです!
オフィス新大陸が企画した、夢のボードゲーム・テレビ番組が
ついに始動します!

ボードゲームの魅力をふんだんに盛り込んでお贈りする、知的エンターテインメント・バラエティー、
それが『Theゲームナイト』 ついに、この4月から放送開始ですよ!

<番組概要>
放送局:BS日テレ
番組名:Theゲームナイト
放送日時:2008年4月12日(土)放送スタート
       毎週土曜日 23時〜23時30分
       レギュラー番組、翌週に再放送あり

企画:オフィス新大陸
制作:ウイッシュカンパニー

「ボードゲームキングダムの新刊は?」、「最近の活動はUrventが中心?」、
「フューリー・オブ・ドラキュラの次回入荷は?」(近々、また輸入したいと思ってます!)など、
ファンの方からは叱咤激励の声を時々いただいてきましたが、
新大陸がひそかに準備していたのは、この超大型プロジェクトでした〜!

もうお気づきだと思いますが、このサイトにも、
番組情報から制作裏話(?)まで盛りだくさんの、
番組特設ページを新設しました〜!

記念すべき1回目の放送で取り上げるゲームは、
『キャッシュ&ガンズ』
プレイヤーはギャングになって、
テーブル中央に積まれた現ナマを、
銃とトークとハッタリと勇気で争奪する、
クールにして熱きゲームです。

出演者にもご注目! 第1回は進行役に、
マルチ・クリエーターにしてチェス・プレイヤーでもあるいとうせいこうさんをお迎えし、
本物のギャンブラーで作家・DJのロバート・ハリスさん
R-1の常連としてもおなじみのバカリズム升野英知さん
女優・歌手として活躍中の中里真美さん、そして新大陸スタッフも参戦を果たしています!

制作陣は、『踊る!さんま御殿!!』、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』、
『オーラの泉』、『嵐の宿題くん』など、長きにわたって最前線のバラエティー番組を生み出し続けてきた、
オフィスぼくらウイッシュカンパニー
スタッフの方々にも、どっぷりボードゲームの魅力にハマっていただきました!

みなさんと同じくボードゲームをこよなく愛するオフィス新大陸と、
この豪華な制作陣で創る番組ですから、決してツボを外すことはありませんよっ。
ボードゲーム・ファンにも、これからファンになってくれる人にも、
ぜひたくさんの方々に観ていただきたい番組です。

きっと、多くのボードゲーム・ファンが待ち望んでいたであろう
『Theゲームナイト』の開演は、もう間もなくです。
ボードゲーム史に新たに書き加わる歴史的瞬間(?)に、どうかみなさんにもお立ち会いいただき、
この番組が末永く続くよう、一緒に育てていってください!


オフィス新大陸 スタッフ一同

※当サイトに掲載されている記事および画像などの、全ての著作物の無断使用・無断転載を禁じます。
2008年1月17日 本日(1/18金)の読売新聞朝刊にご注目!
明けましておめでとうございます。
ちょっと遅くなりましたが、まずは新年のご挨拶から。

このお正月休みは、みんなさぞやゲームで盛り上がったことでしょう。
我がオフィス新大陸も、12月29日にゲーム忘年会を開いて、業界の方々や
お友達とゲームして、飲んで、騒いで、明け方まで遊びまくりました!
で、年明けにもスタッフ旅行をして、雪景色や歴史を楽しみつつ、
夜中は眠い目をこすりながら、またゲーム! みんな好きですからね〜。

さて、表題のお知らせと参りましょう。
オフィス新大陸が、いろいろな業界のボードゲーム・ファンと一緒に、Urventという
ゲーム・イベント活動をしていることは、ご存じの方も多いでしょう。
去る1月14日にも、原宿のレストラン・ジパングで、新年一発目のUrventゲーム・パーティーが開催され、
数十名のお客さんたちと存分にゲームを楽しみました。
ご来場くださったみなさん、ありがとうございます!
ちなみに次回は、3月開催の予定です。詳細は後日またこのサイトで。お楽しみに!

そのイベントの模様が、1月18日付け【読売新聞の朝刊くらし面】で紹介されます!
記者の方は、これまでにもおもちゃを中心としたコラムを連載しておられ、
その一環で、「大人が楽しむゲームに注目」という取材オファーがありました。
イベントに参加されたお客さんのコメントや、ゲームを楽しんでいる風景に加え、
私ヒゲが、海外のボードゲーム事情や、日本の動向などを語らせていただきました。

この記事を通じて、ボードゲーム・ファンが少しでも増えてくれたらいいなあ、
と期待しています。
興味のある方は、ぜひご覧になってください。
読み逃がした方は、近所の販売所でぜひお取り寄せを♪

昨年に引き続き、今年もオフィス新大陸は様々なアプローチで、
もっともっと日本にボードゲームを広める活動を行なっていきます。
まだここには書けませんが、目下日本では、いや世界でも稀な、ある大きな企画を鋭意進行中です!
この企画はまだ確定ではありませんが、これがカタチになったとしたら、
きっと多くのボードゲーム・ファンが喜んでくださると思います。

以前から応援してくれている方も、最近ファンになってくれた方も、
別にファンじゃないよという方も、今後ともオフィス新大陸へのご声援をお願いします!
その応援があれば、きっとみんなが喜べる企画を、スタッフ一同バンバン生み出し、
カタチにしていくことができるでしょう。

本年も、我々と一緒にボードゲームを楽しみましょう!
2008年が、みんなと日本ボードゲーム界の飛躍の年になりますように!

ヒゲ

2007年11月12日 神宮でボードゲーム・アート展を開催!
日ごとに寒さが増して、町にはクリスマスの飾りもちらほら。
もうすぐ冬ですね。冬休みには温かい暖炉のある山荘で、
あるいは雪国の温泉で雪見酒しながら、それとも年末年始に家族や
気の会う仲間が集まってまったりゲーム。
そう。冬はボードゲームが一番しっくりくる季節でもあります。

そんなゲームの似合う冬に、
オフィス新大陸からボードゲーム・ファンのみなさんに、
ひと足早いクリスマス・プレゼントです。

11月17日(土)〜12月2日(日)まで、
渋谷区神宮前のGALLERY HIPPOにて、
「世界のボードゲーム・アート展」
〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜

を開催します。

この企画展は、アートの観点から
海外ボードゲームの文化性や、芸術性、
素晴らしさを日本のみなさんに紹介するものです。
ゲームを好きな方もよく知らない方も、
文字通り、見て、触れて、感じて遊べる展示を目指しました。

世界に10点しかないレアなアイテムや、
世界的デザイナーの名作(絶版)、
斬新なコンポーネントの作品、
デザイナーの直筆サインなどを多数飾っています。
写真は準備途中の子どもゲームですが、
大人やコアなゲームファンが楽しめる
作品もたくさんそろっています。
一部のゲームは、実際に触ってプレイすることも
できるようになっているので、
ぜひ友達や家族と連れ立って、この企画展を楽しんでください。
新作や注目作の販売もありますよ。

詳細はこちらから↓
「世界のボードゲーム・アート展」〜見て、触れて、感じる海外のホビー文化〜
http://www.gallery-hippo.com/
・日時:11月17日(土)〜12月2日(日) 11:00 〜 19:00(日曜日は 17:00まで)
ギャラリー・ヒッポ地図

ヒゲ

2007年9月11日 たくさんのご来場ありがとうございます! 次回イベントは原宿!
ついこの間まで暑い毎日が続いていたと思ったら、関東では台風直撃があり、
その後も雨模様が続いて、一気に涼しくなってしまいましたね。
暑〜い夏が終わってしまうのが、少し寂しいヒゲです。

去る9月1日と2日の週末、我々オフィス新大陸は横浜で開催されたJGC2007に
“ボードゲームキングダム”として出展しました。
幸い両日とも雨は降りませんでしたが、どんより曇り空のムシムシする中、
とてもたくさんのボードゲーム・ファンの皆さんにご来場いただきました。
ありがとうございます!

我がブースでは、ドイツやアメリカの最新作を中心に、
20種近くのゲームをご用意し、
実にたくさんの方々に遊んでいただきました。
ヨーロッパの最先端システムが味わえる『大航海時代』や、
ライナー・クニツィアの隠れた
名作ギャンブル『ダブルorナッシング』
今世界が最も注目しているメーカーの1つである
イスタリの最新作『ケイラス・マグナカルタ』
ロングプレイ必至の『フォーミュラー・デ』などが特に人気高!
ちなみにこの『フォーミュラー・デ』は現在入手難な事情もあり、
某有名ゲーム・デザイナー氏がウチのブースで撮影までして、
お客さんのプレイ風景をご満悦そうに眺めておられました♪
ちなみに同氏にいわせると、「レース系は、このゲーム1つあれば他に何もいらない」だとか。
ウチのスタッフにも、キャンペーンを行なう者がいるほど人気が高いです。

両日ともこれらのゲームはフル回転で、
入れ替わり立ち替わり大勢のファンが熱戦を繰り広げていました。

ここ数年のJGCでは、TRPGやTCGに負けじと
ボードゲーム人気もとても高まっていますが、今年は特にスゴかった!
スタッフがリサーチした結果では、30数卓あるフリープレイ・ブースのうち、
時間帯によっては13、4卓でボードゲームが遊ばれていました。
約3分の1だから、これはすごい盛り上がり方です。
ホテル浦島時代から、「やがてボードゲーム熱はもっと高まる!」と
業界では注目していたのですが、ここ数年はその予想がどんどん現実化しています。
メーカー出展者にも、ボードゲーム系が増えていましたし。

相乗的に、お客さんたちの知識や目も肥えてきてるんですよね。
ブースでご用意していたデモプレイをせずに、
タイトルを見ただけで購入する方もかなり多かったのが印象的です。
ドイツの巨匠クラマー久々のシリーズ作で、その第一弾である『アルチュリエンの市場』や、
一見地味な脳トレ系『ツァトレ・カードゲーム』
さらに、ちょっと前の作品であるにも関わらず、奇抜な競りシステムがおもしろい『フィジー』が、
勢いよく売り切れてしまったのはその好例といえるでしょう。

今年の“ボードゲームキングダム”ブースで、初めてトライしたスタンプラリーも大好評!
手前ミソですが、ホント掛け値なしにたくさんのお客さんにチャレンジしていただき、
その分、多くの方が賞品がゲットされていきました……(笑)。
このラリーは、「スタンプを10個ためるとゲームやレア・グッズをプレゼント!」という内容だったのですが、
「スタッフにチャレンジして勝てば追加スタンプ」というルールもあり……
けっこう負けたスタッフが多かったんですよ! 自分も負けたけど。

そんなこんなで、スタッフもお客さんの楽しむ姿に、大きなパワーをいただきました。
今後も、ボードゲームをもっともっと広めるために、
様々な活動をしていきますので、ぜひご注目と応援をよろしくお願い致します。
このスタッフルームで近々お知らせできるプロジェクトもいくつか動いていますよ♪

ってなワケで、次回イベントのお知らせです。
オフィス新大陸では、ITやモバイル、広告代理店など、
「一見アナログゲームと遠そうな業界」と一緒にUrventというユニットを組んでいますが、
それも、「ゲーム畑の外からファンを作る」サポートになると考えています。
そのUrventの第12回イベントが、来たる9月17日(月)、
東京・原宿で開催されます(実はJR千駄ヶ谷駅が若干近い)。
こちらも、ぜひたくさんの方に楽しんでいただけたらと思っています。
みなさん、お友達を誘って、ぜひゲームを遊びに来てください!

詳細はこちらから↓
『第12回 Urvent presents:
 世界のボードゲーム・アフタヌーン&ナイト@千駄ヶ谷ジパング』

http://urvent.com/
・日時:2007年9月17日(祝) 12:00〜21:00
世界のボードゲーム・アフタヌーン&ナイト

ヒゲ

2007年8月27日 JGC2007で会いましょう!
こんにちは。オフィス新大陸の「データ」こと佐倉千歳です。
暑い日が続いていますが、こんな日こそ涼しい室内でボードゲームですね。

本日の入荷商品。みなさんはすでにチェックしていただけましたか?
私のオススメはなんと言っても『ケイラス・マグナカルタ』!
前作のボードゲーム版『ケイラス』にハマっていた私は、今回のカードゲーム化も大注目!
実際に遊んでみたところ、ケイラスのエッセンスはそのままに、ゲーム時間は短縮。
ルールはシンプルにまとっていて遊びやすく、期待を裏切らない出来に仕上がっていました。
イスタリ社の作品は今後も目が離せません。

さて、毎年恒例のアナログゲームの祭典「JGC」が今年も近づいて参りました。
今回もオフィス新大陸は“ボードゲームキングダム”として、JGC2007に出展します。
詳細は下記の通りです。

『JGC2007』
http://www.arclight.co.jp/jgc/
 ・出展期間:9月1日(土)10時〜22時 9月2日(日)10時〜17時
 ・物販ブース:千鳥の間 ボードゲームキングダム・ブース(エンターブレイン・ブース)
 ・参加無料! 飛び入り自由!

本日入荷の新作・再入荷商品を、いち早く遊ぶ&購入することができるチャンスです。
例年の経験から、このイベント期間中に多数の商品が売り切れる可能性がありますので、
注目の商品がありましたら、会場での直接の購入をオススメいたします。
(もちろん、それ以前に通信販売をご利用いただくのも確実ですヨ!)

その他、このイベントだけのスペシャル企画やプレゼントも用意しています。
みなさまのご来場を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております!

データ

2007年4月28日 麻布十番でオトナのゲーム会 第9回
みなさん、こんにちは。
オフィス新大陸で声出し役をやっているヒゲです。

世界中の最新作や話題作が遊べるBGK定例会
(ボードゲームキングダム公式定例会)は、みなさんご存じでしょう。
このイベントは、どちらかというとコア・ファン向けのもの。
基本的に毎月第1土曜日の開催で、次回は6月の予定です
(開催情報は後日このサイトの【イベント】ページか、コチラからどうぞ)。

その一方で、「ボードゲームをまったく知らない人に遊んでもらう機会」として、
麻布十番や新宿、渋谷などで、
“お酒と料理と会話とゲームを楽しむ大人のためのゲーム会”も開いています。

こちらは1〜2ヶ月に1回の不定期開催ですが、
もう2年ほど継続しているかな?
IT業界や電波メディアのゲーム伝道師たちと
オフィス新大陸スタッフで、
Urvent(オトナ+イベントって意味です)いうユニットを組み、
「コア・ファン以外へもアピールする方法」を模索しています。

そのUrventゲーム・パーティーの第9回が、
去る4月15日に開催されました。

場所は麻布十番のカフェ・バー『縁縁』。
パーティーではいつもお店を借り切って、
思う存分ゲームを堪能していただいています。
この日は写真のゲームを中心に10数タイトルを提供。
BGK定例会とは少し違って、
シンプルで感覚的に盛り上がれるゲームがメインですが、
遊んでみると、どれもやりごたえのあるものばかり。
歓声・悲鳴でにぎやかな日曜の午後となりました。

お店のキャパから、毎回30名ほどに限定していますが、お客さんは9割がゲーム初心者。
ルールはもちろん、ドイツやアメリカでボードゲームが
“文化”に位置づけられているメジャーなエンターテイメントであることも知りません。
が! 遊びに来てくれたみなさんに、“未知の知的快感”にめぐり会えた!
と喜んでいただいています♪

その理由は、「イベントの手軽さと、
お店のやさしい空気にあるんじゃないか?」と分析しています。
どのテーブルでも、Urventのスタッフが
ルールをわかりやすく説明するので、
お客さんには一切の知識がいりません。
ゲームをプレイしつつ、お酒を飲んで会話も楽しんで、
という雰囲気も好評です。

例えばこの日は、全員で『モンスター・スケッチ』
(お絵描きゲームです)に挑戦。大爆笑を誘いました。

「それはザクです!」、
「違うよ、どう見たってゲルググでしょ!」なんて。
「これもゲームなんですね。今までは、すごろくのような、
子供向けのものしか知らなかった」という
女性のお客さんの感想が興味深かったですねー。

縁縁にはギャラリーの機能もあって、
いつも何か新しいアーティストの作品が飾られたり、
お洒落な映像や音楽が流れています。
そこにまた、美麗・奇抜なアートワークの海外ゲームがとてもフィットするんです♪

Urventを気に入ってくれた人数十名で、
某所の豪邸を借り切ってお泊まりゲーム会を楽しんだりもしています。
プール付きのガーデンテラスでゲームしたり、
全員が即興で芝居をしながらLive版『デュスターバルトの狼男』をやってみたり……。
で、明け方までお酒を飲んで騒いで、めいめいにザコ寝(笑)。
もちろん女性や家族連れの方には、ベッドルームを使っていただきましたが。

こんな感じで、ボードゲームをみんなで気軽に楽しんでもらうのが、Urventの目的です。
「室内で、ゲームファンが集まって遊ぶ」だけでなく、
時には屋外で、Liveで、大勢で、といろいろなカタチでゲームを楽しめれば、
やがてドイツのように“文化”になっていくのかもしれませんね。

近日のUrventゲーム・パーティーは、6月と7月に連続開催が決定!
ボードゲーム・ファンの人もそうでない人も、ぜひ遊びに来てください。
詳細は、後日このサイトの【イベント】ページか、
カフェ・バー縁縁のサイトからどうぞ。

ちなみに某所豪邸(世界的ミュージシャンもお忍びで泊まった)でのお泊まりゲーム会、
夏休みにも予定しています。興味のある方は、今のうちに縁縁に遊びに来て、
みんなと仲良くなってください♪

ヒゲ

2007年4月11日 オフィス新大陸がスカパーをジャックした!?
みなさんこんにちは、
オフィス新大陸で、ライター+お笑い担当の「スゴ六」こと双六屋カゲゾウです。

オフィス新大陸がついにボードゲームでテレビジャック!
いや、ジャックはウソ。でもテレビ出演はホントですぞ。放映予定は下記の通り。

『松本伊代の キラキラ80’s』
http://www.mondo21.net/variety/matumoto_iyo/index.html
 ・SKY PerfecTV!/全国CATV  MONDO21
 ・初回放送日時(予定):2007年5月19日(土)24:00〜24:30 ほかリピートあり。

冠からもわかるとおり、我らが青春時代のアイドル・伊代ちゃんの番組。
こちらの1コーナーでボードゲームを取り上げてもらう予定です。
もっともオフィス新大陸はスタジオにお呼ばれしたわけでありません。
我々が普段ゲームを遊んでいるお店に、
レポーターであるマキタスポーツさんと、工藤こずえちゃんがやってきてくれました。

オフィス新大陸側からは、ヒゲの編集長とスゴ六が登場します。
この収録のために、二人でお店に持ち寄ったボードゲームは実に20タイトル以上。
パーティージョイシリーズ10巻、『風雲!たけし城ゲーム』、『クイズダービー』、
『アベ・カエサル』『救命ボート』などなど……。
これらのゲームを肴に、なつかしの80年代国産ゲームから最新ドイツゲームまで
たっぷり1時間以上は熱くしゃべりたおしてきました。
(オンエア時には数分編集されていると思うけど) 

スカパーに加入している方は、ぜひオンエアを見てやってください。
ヒゲとスゴ六のキンチョーノオモモチを確かめられますぞ。

スゴ六

2007年3月12日 ゲームが雑誌の付録に!
いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。
『スタッフルール』を開設しました!

このスタッフルームは、オフィス新大陸のスタッフたちが、日々遊んでいるボードゲームへの雑感や、
雑誌・書籍などではあまり書けない裏話、海外メーカーやデザイナーに関するネタなどなど、
お気楽に書いていく小部屋です。
いわば楽屋裏のような場所で、オフィス新大陸で進行中の様々な企画にまつわる話も飛び出すかも!?

ちなみに、これまでこのスペースでお伝えしてきた新・再入荷ゲームの情報や
輸入状況は、↑の窓でまとめてお知らせしていきますね!

さて、第1回は新鮮味のあるネタに、ということで、
3月10日に刊行されたばかりの雑誌をご紹介します。

月刊誌『edu』(小学館)
http://web-edu.jp/index.html

すでに知っている方も多いと思いますが、
この雑誌は「小学生の子を持つ親」のための月刊誌です。
オフィス新大陸はこの雑誌に
ボードゲームの連載コーナーを持っていますが、
その連載企画がスゴイ!
「毎号、ゲーム付録がついてくる!!」

そう。我々が厳選した世界の魅力的なゲームが、
毎号雑誌付録になっているんです。
試験的に、昨年10月号からこのゲーム付録を実施してみたところ、これがもう、ものすごい反響!
「読者から電話やメールの問い合わせが集中した!」(小学館・談)とのことで、
あちこちのblogでも取り上げられ、「これまで海外ボードゲームには縁の薄かったような」
お父さん、お母さん、子どもたちに広く遊ばれているのがうれしい限りです。
我々も、「ボードゲームは着実に日本に根付いていっているなあ」と実感しています。

その読者からの大好評の声を受けて、ついにこの春から一定期間、毎号連続で
ゲーム付録をつけることになりました!

その第1弾が、3月10日発売の『edu4月号』です。
この号では、AMIGOの『プルンプザック』が付録になっています。
「集中力と記憶力が伸びる」なんて、教育風のややお固いキャッチが
つけられていますが、もちろんそこはゲーム。
しかも、毎日ゲーム漬けの我がスタッフが厳選したゲームです。
単に知育・教育のためだけの、
つまらないものであるはずがありません。
『プルンプザック』も、記憶力と運の要素がうまくかみ合った、
大人もつい熱中してしまうおもしろさを備えています。
ルールが簡単でお手軽なのも魅力です。

こんな風に、『edu』ではしばらくの間、毎号連続でゲームが付録になっていきます。
次号の付録ゲームは……まだ書けませんが、図形を使った人気ゲーム、
とだけヒントを出しておきましょう。

みなさんの応援があれば、このゲーム付録企画を長く続けられるでしょう。
興味のある方は、ぜひ読んで・遊んでみてください!

店長